どうも人よりやや多めにスニーカーを買っているくういちと申します。(年10足くらい)
今回は、私的に好きだけど買い控えするようになったスニーカーシリーズ!
パテント素材が使われたスニーカーについて書いていこうと思います。
もくじ
パテント素材のスニーカーは扱いづらい(デメリット)
高温多湿かつ四季がある日本において、パテント素材のスニーカーはとにかく相性が悪いです。
そもそもパテントレザーとは、本革の上にウレタン樹脂でコーテイングを施した状態。
美しい光沢とメンテナンスが面倒ではないことが売りとされてはいます。
しかし、ウレタン樹脂コーティングには弱点も多く、扱い方次第で大きく寿命を狭める結果となってしまうのです。
1.パテントレザーは気温の変化に弱い
パテントレザーを形成する革とウレタン樹脂では性質が大きく異なります。
特にウレタン樹脂は高温に弱く、劣化が進むと溶解やべた付きの原因になります。
また、革とウレタン樹脂は気温によって素材が伸縮する幅にも違いがあります。
このことがひび割れであったりウレタン樹脂部分(靴表面)の劣化にもつながってしまうのです。
2.パテントレザーは湿度の変化にも弱い
前述の気温に加え、湿度の変化にもめっぽう弱いです。
パテントレザーの靴を雨の日に履く人もいますが、(見た目水を弾きそうだから?)多湿な環境下での使用は確実に寿命を縮めています。
(私なら絶対雨の日なんかに履きません)
カラカラに乾燥させてもいけないし、湿度が高すぎても同じく痛むのを早めるのです。
逆にいえばパテントレザーは、気温・湿度共に変化が極力少ない環境下であれば、最大限にその効力&魅力を発揮するとも言えます。
はい、日本と真逆の環境ですね(-_-;)
ここまで読んでくれた方は、パテントレザーがそこそこデリケートでめんどうな素材だということはお分かりいただけたかと思います。
3.パテントレザーはコーティングの分だけアッパーが分厚い
アッパーが分厚い(2重構造なので)ということは、よりシワが付きやすく、形状変化を起こしやすいということにもなります。
そしてシワができるとその部分から劣化が進行していくのです。
※具体的にはひび割れ、コーテイングの剥がれを引き起こす
ウレタン樹脂コーテイングは一度割れてしまうと基本修復が出来ません。
パテントレザーの靴を長く履くには、シューガードなどシワ対策も重要になってきます。
4.防水スプレーが使えない 光沢が失われます!
スニーカーを雨や汚れから守ってくれる頼もしい味方防水スプレー。
しかし、パテントレザーにはその防水スプレーすら相性が悪いのです。
防水スプレーに含まれるフッ素が樹脂コーテイングの光沢を損なってしまう・・・
ですのでパテントレーザーの靴を履くなら、いい天気かつそこまで汚れる予定がない日がおすすめです。
要はあんまりメンテナンスしないで済むようにしたいところ(^^;)
お手入れする場合はパテントレザー専用のクリームは必須になるので、靴を買う際に併せてチェックしておくといいでしょう。
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パテントレザーのスニーカーは長持ちしない!?
気温・湿度に気を配り適切なケアに努めれば長持ちするとは思います。
ただ私の経験上、普通の本革素材やスエード素材の方が遥かに扱いやすく長持ちしました。
まあ前述したほど適切な対応をしなかったからからなんですが(^^;)・・・
結論
パテントレザーのスニーカーは手入れやコンディション維持がめんどくさい
引き寄せられるような光沢と見た目のカッコ良さは魅力的なんですけどねぇ・・・
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