杉内俊哉投手の引退に伴い空き番となった#18
栄光の背番号18番を次に背負うのは誰なのか?
考察してみました。
もくじ
相応しい投手が現れるまでしばらくの間空き番
普通に考えるのなら、しばらくの間空き番となる可能性が最も高いように思います。
18番を背負うに相応しい生え抜き投手が現れたとき、私たちは次の背番号18を目にすることができるでしょう。
FA戦士に18番をというのは今後は難しいかもしれません。
それはFAで来た投手に18番を与えるのが問題という意味ではなく、今後相応しいレベルの投手がFA市場で入団する可能性が限りなく0に近いと思うからです。
杉内俊哉はメジャー行きを選ばなかった最後のスーパーエース格でした。
知名度、実績共に優秀で、そして華がありました。
好調なときの杉内さんはまさに手が付けられない圧巻のピッチングでゲームを支配していました。
ピーク時はダルビッシュ有や岩隈久志と比べても遜色ない投手が日本に留まることを選んだ稀なパターンなのです。
そうなると、継承者は生え抜き投手の誰かということになりますが、それもまたハードルがかなり高いように思います。
もし仮に甲子園のヒーロー金足農業吉田輝星投手が入団となっても、与えられることはまずないと思います。
彼が日本代表として登板した試合を観させてもらいましたが、現状ではプロで即戦力というには厳しいと思いました。
入団当初から18番を背負うのであれば、高い知名度と即戦力として周りを納得させる実力が必要になると思います。
それこそ松坂大輔や田中将大のような投手が現れればしっくりハマるのでしょうが、そんな投手は何年かに1人しか現れません。
今すぐにでも18番を背負える男『菅野智之』
その滅多に現れないレベルに登りつめた投手が生え抜きで1人だけ存在します。
ご存知、菅野智之投手です。
入団当初は原辰徳氏の甥として非難を浴びることも多かった菅野投手。
しかし今では、実力でアンチを黙らせ、名実ともに日本代表のエースにまで登りつめました。
現在の実力は日本はもちろん、メジャーで投げている日本人投手を含めても3本の指に入る能力だと思います。
1年目から13勝をあげ、毎年高いレベルで安定している菅野智之投手。
防御率も異次元で、名実共にこれまでメジャー挑戦してきた投手にも引けをとりません。
昨年は念願の澤村賞を受賞し、歴代エースにも格で並んだ感があります。
今の彼なら18番を背負っても誰も文句を言う人などいないでしょう。
菅野智之の意思次第
では、実際に18番を継承するのかというところですが、それは菅野投手の意思次第ではないかと思います。
シーズン終了後、菅野が18番を欲しいと意思表示すれば、おそらく18番は菅野投手に与えられるのではないかと思います。
菅野智之の18番継承はあるのか?
可能性としては半々だと思います。
今でこそ騒がれてませんが、菅野智之投手の18へのこだわりは相当強いように思います。
プロ入り前から開設している菅野投手個人のTwitterアカウントの末尾の数字は18です。
このアカウントは2011年に開設とのことですが、プロ入りしたら18番が欲しいという意思表示も入っていたのではないかと邪推してしまいます。
尊敬する杉内投手から継承するということにも価値を見出せるかもしれません。
ただ問題となるのが、
将来メジャー挑戦を考えている場合だと思います。
18番を引き継いでしまうと、巨人に骨を埋める覚悟を決めたと捉えられかねません。
というか、間違いなく出ていき辛くなります(^^;
ですので、この問題は菅野智之投手がメジャー挑戦を考えているのかどうかとも密接に関係してくるように思います。
こうして考察してくると、あえてメジャーに行き辛くするために、球団の方から18を継承するよう話を持ちかける可能性もあるように思えてきました。
ただ実際のところデリケートな問題でもあるため、双方考えたうえで、どちらもこの問題には触れずスルーという線も捨てきれません。
※11月26日追記
菅野智之投手が正式に背番号18を背負うことに決まったようです!
そちらも踏まえて新記事を書きました。
こちらも併せてお読みいただけると嬉しいです(._.)
巨人の18番を次に背負うのは?菅野智之が継承する可能性を考察!おわりに
考察をまとめると、
- 18番に相応しい投手はそう簡単には現れない
- 現状1人だけ条件を満たすのは『菅野智之』
- 18番を背負うかどうかは、ある程度菅野の裁量で意思決定できそう
- 菅野投手の立場として考えると、18番は欲しいものの先を考えると慎重にならざるおえない
- 菅野を引き留めるために、球団の方から18番を持ちかける可能性あり?
こんなところでしょうか。
18番を継承したうえで、国外FAを強行するようならかなりの強心臓ですが、果たしてどうなるのか(^^;
巨人の背番号18が今後どのように引き継がれていくのか今後も注視していきたいと思います。
最後までお読みいただありがとうございました(._.)
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