10月4日に発売となったハンターハンター36巻。
早速購入して読んだのですが、内容よりもより気になったのは表紙でした。
前にもどこかで見覚えのあるこの表紙。
2頭身で描かれた幻影旅団の立ち姿は12巻でもありました。
この記事では、この表紙が暗示する意味について考察してみたいと思います。
もくじ
36巻の表紙が今後の展開を暗示している?
36巻の表紙をめくってみて富樫義博先生のコメント欄を覗いてみると・・・
ネタバレ。あえてね。
※ハンターハンター36巻より引用
いきなり何やら意味深なコメントが!?
読者がまだ表紙しか見ていないだろうタイミングでのこのコメント!
間違いなく表紙のことを指しているのだと思いました。
最初は単にイルミが旅団に入ったことを指してるのだと安易に考えたのですが・・・
よくよく見てみるとそんなに浅い話ではないのではと思い始めました。
12巻と36巻を並べて比較してみました!
(12巻は少し古いので傷んでいますがご了承ください(-_-;))
以前にも2頭身の幻影旅団員が表紙だった巻はありました。
ヨークシンシティーでの激闘を描いたころのことですね。
なんと12巻の発売は2001年の7月!
私も歳をとるわけです(+_+)
この2つの巻の表紙を比較してみて思ったことを整理すると・・・
- 旅団員の立ち位置は同じ(後任がいる場合は同ナンバーの位置に後任が立っている)
- 生存メンバーの立ち方はほぼ一緒
- 死亡したメンバーの位置には花が咲いている
- 咲いている花の花びらの色は一色
- イルミは花を左手に握っている
- イルミの持つ花だけ花びらの色が数色
- 12巻では口角が上がっているのに対して、36巻では真一文字(もしくは下がっている)
- マチとフィンクスは怒っているようにみえる
- ノブナガ、フェイタンそれからボノレノフは悲し気
- その他のメンバーは無表情
- ヒソカは生きているのでヒソカの分の花はなし
- イルミの口が描かれてない
こんなところです。
イルミが持つ花の花びらの色が複数色なことが気になる!
パクノダの位置に咲く花の花びらの色は黄色で単色。
シャルナークは明るめの紫、コルトピは濃い目の紫でそれぞれ単色になります。
それに対してイルミが左手に握っている花の花びらは複数色からなり単色ではありません!
私はこれが気になりました。
表紙に描かれている花の中で最も小さいイルミの持つ花を、わざわざ複数色にしたのにはきっと深い意味があるはずだと思ったのです!
仮にこの花がウヴォーギンを指すだけなのならば、この花も単色である方が自然だと思うのです。
それにただウヴォーギンを暗示したいのならイルミの足元に生えていてもいいわけです。
これは何かあるな
考察好きの血が騒ぎます(笑)
イルミの真意は?
ヒソカがターゲットの婚前契約。ヒソカの依頼で蜘蛛(旅団)に加わった
このように語るイルミですが・・・
怪し過ぎて逆に怪しくないようでやっぱり怪しい(^^;
最初はヒソカがイルミに変装しているという線も考えたのですが、カルトとの絡みも不自然ではないのでそれは無さそう。
それから、団長がイルミの言うことを素直に受け入れているようなのも何か引っ掛かります。
もしかすると、ヒソカに通じていると睨んで敢えて近くに置いているのでしょうか?
イルミの立場で考えると、弟のカルトが旅団員なのでほおっておくとカルトが命を落としかねない。
こうして考えてみると、イルミのこのセリフを言葉通りに受け取ってはいけないように思えてきます。
イルミの依頼者ヒソカの目的!
イルミに旅団に入り自分を狙うように依頼したとされるヒソカ。
彼の目的を考えてみると、その答えがみえてくるように思います。
私はヒソカの目的はあくまで団長ただ1人なのだと思います。
これは、物語の初期から一貫していたことで、ヒソカにとって当面のターゲットはずっと団長でした。
天空闘技場で念願かなって団長とタイマン?を果たしたヒソカでしたが・・・
周到に準備された環境下で、複数の能力をチートのように駆使する団長に敗北。
「今後は時と場所を選ばず邪魔な旅団員を全て始末する」という流れだったハズです。
従って、団員と遭遇すればもちろんバトルになりますが、ヒソカは何も彼らに興味があるわけではないのです!
ただ単に団長とのタイマンの邪魔としか思っていない!
そう考えるとイルミに依頼した真の目的がみえてくるように思います。
ずばり私の予想では、イルミはヒソカが送り込んだ刺客で依頼内容は旅団員の暗殺ではないかと思います。
それも他の団員には悟られずヒソカの仕業と思わせるような暗殺ではないでしょうか?
イルミが手に握る複数色の花びらは始末する旅団員を暗示している?
イルミの持つ花の花びらの色が複数なのは、イルミが旅団員複数を始末することを暗示しているように思います。
花が死亡した団員を表しているのは確実なので、あながち間違いでもないのではないかと思っています。
もちろんヒソカの手によって始末される団員も出てくるとは思いますが、ヒソカが全ての団員と戦うと考える方が非現実的かと思います。
⇒サイレントマジョリティーの能力者は誰?ハンターハンターを考察!
ハンターハンター36巻の表紙から考察!イルミが幻影旅団を始末する? おわりに
表紙だけで無限に推理が広がるハンターハンターの凄さを再認識させられました。
私の考察では、1周戻ってイルミはヒソカの送り込んだ刺客と予想しますが、あなたはどう思われますか?
この巻では、カキン王国の国王継承戦、幻影旅団とヒソカの因縁、ハンター協会の目的に加え、カキンのマフィアまで絡んできて話は益々混沌としてきました。
イルミの動向を含め今後も見逃せません!
最後までお読みいただきありがとうございました(._.)
コメントを残す