メジャー球団への移籍が有力視されていた菅野智之投手。
契約面で合意に至らず来季も引き続き巨人でプレーすることが決定しました!
ニューヨークメッツ撤退時点で予想できた結末
ニューヨークメッツが撤退した時点で難しくなったんでしょうね。
年齢的に若いわけではない菅野と大型契約を結ぶというのは正直かなりリスキーだもの。
実績は申し分ないとはいえ、いつ急激に劣化してもおかしくない年齢。
加えてメジャーでの稼働実績がないわけだから二の足を踏まれるのも頷けます。
もっとも、新型コロナウイルス拡大の影響は多分に受けているでしょうね。
仮にシーズン日程を問題なく消費できるのであれば、希望に近い形で契約はまとまっていたように思います。
また、菅野投手の立場に立ってみても、この移籍が流れたのは悪いことばかりではないはずです。
せっかく海を渡ってもフルシーズン戦える可能性なんてほぼ皆無。
限りある貴重なキャリアをノースロで過ごす羽目になるリスクだってあったわけです。
年俸だって試合数によって減額しちゃうわけですから、日本時代の金額を受け取ることすらままならなかったことでしょう。
⇒巨人|ジャイアンツの背番号変更まとめ 【2020-2021】
巨人残留で危惧されるのはモチベーションなのか?
モチベーションに関しては、多少なりとも影響がないというのは嘘になるでしょう。
影響は確実にある。
しかし、状況も状況です。
上手く噛み砕いて糧とする。
クレバーな菅野智之ならそれはそれと割り切って上手く切り替えられるでしょう。
というより日本でだって必死でやらないともはや抑えられませんからね(^^;
モチベーションよりシンプルに衰えの方が心配
投球内容の割に昨年は出来過ぎでしたからねぇ。
ところどころ素晴らしい日はあったものの、「なんでこれで安定して抑えられてるんだろ?」って疑問な試合かなりありましたから。
セ・リーグをdisるつもりはありませんが、本気でレベルが低いんだと思います。
ローテが脆弱な巨人が大差を付けて優勝できちゃうとか…
「他球団がもっと弱かった」
これ以外理由はありません。
(そもそもライバル球団を弱体化させて勝つしかできない原野球が根本的な問題。弱くなった相手を吸収した戦力含めて打ち負かす!その構造そのものに発展性が無さ過ぎるのです。)
競争力を低下させ勝ち取った優勝に何の価値かあるのか?その辺りから見直さないとずっとパ・リーグには勝てないでしょう。
少し話はそれましたが、昨年菅野が勝利を積み上げられたのはセ・リーグだったことも大きいと思うわけです。
ホントに凄かった2018シーズンまでと比べ平均急速は3〜4キロダウン。
もはやその投球で試合を支配するなどということは不可能なくらい衰えが進行しているとみるべきでしょう。
シーズン終盤一月半くらいずっと不調だったのも気がかりです。
万全の体制で挑んだはずの日本シリーズ。
6回4失点と何の波乱もなく普通に打たれてますからね…
正直言って底はみえた感が半端ないです。
セ・リーグを戦ううえではこの上ない戦力
そうは言っても間違いなく試合を作れる投手。
巨人にとって菅野の残留はこのうえない補強と言えるでしょう。
他球団にもめぼしい先発自体が少なく、菅野が週1で放るだけでも相当なアドバンテージを得られるはずです。
肝心の菅野の成績予想ですが、フルシーズン行われたとして…
160投球回、防御率3.0前後、12勝8敗くらいは計算できると思います。
全盛期ほど圧倒的でもないでしょうし、2020ほど勝ち運に恵まれることもないでしょうが(^^;
ただそれでも、菅野の残留によって巨人のセ・リーグ連覇の可能性はかなり高くなったと踏んでいます。
(新外国人打者がハズレだったとしてもね(^^;)
ただ、セ・リーグを制した先に待つものが変わるのかというと…
まだ見ぬ超新星の台頭が待たれるところです。
⇒東京ドームでの野球観戦の楽しみ方まとめ!【おすすめ記事を紹介】
コメントを残す