とにかく枚数が足りない巨人の先発投手陣。
そんな巨人の最終兵器がこの記事でとりあげるテイラー・ヤングマン投手です!
もくじ
#39 テイラー・ヤングマン投手プロフィール
国籍はアメリカ合衆国。
テキサス州テンプルというところの出身で現在28歳です。
恵まれた体格で、身長198㎝。体重は95㎏ とのこと
右投げ右打ち。
メジャーデビューは2015年6月9日。
2015シーズンはメジャーで21回先発登板を果たしました。
この年が今のところ彼のキャリアハイの成績になるようです。
プロ入りしたのが2011年なので、メジャーデビューまで結構時間を要していますね。
日本に来るまでの所属先は、プロ入りを果たしたブルワーズでした。
マイナーにいる期間の方がずっと長くて、傘下の複数のマイナーチームでプレーしています。
2011年から2014年まではずっと傘下のマイナーチームでプレーしていました。
2015年シーズンは前述した通りブルワーズで多くの先発機会を得ましたが、翌年以降はチャンスが激減してしまいます。
2016シーズンの登板は8試合に留まり、2017シーズンに至っては1回しかもメジャーで登板していません。
そして2018年シーズンより活躍の場を日本へと移しました。
現在は、巨人の2軍で調整登板する日々を送っています。
2軍で安定した結果を残している
そんなヤングマン投手ですが、2軍で安定した投球をみせてくれています。
この記事を書いている6月5日の時点での成績は、9試合に登板して5勝2敗。
57イニングと1/3を投げて防御率1.57という好成績です。
与えた四死球は併せて16と多くないので、ストライクが入らず苦しむような投手ではなさそうです。
奪三振数は44と特別多いわけではないですが、少なくもありません。
傑出したところがあるわけではなさそうですが、これといった穴もない投手と言えそうです。
数字をみると、これ以上2軍で調整する必要がないくらいに仕上がっているように思います。
先に1軍で投げるチャンスを得た、内海や鍬原に引けを取らない成績を残しています。
ヤングマン投手の昇格を阻む【外国人登録枠】
6月6日の先発投手が #45 今村信貴投手 に決まりました。
今村?
というのが正直な感想です。
今村投手には申し訳ないけど・・・
というのも
私事ですが、明日現地観戦に行く予定だからです(^^;
明日はちょうどローテの谷間で、もしかしたらヤングマン投手が観られるかもしれないと期待していたんですけどね((-_-;)・・・
僕が観に行った3年前の試合から、マイルズ・マイコラス投手の快進撃が始まったことは前に記事にしました。
同じことがまた起きるかもと勝手に期待していたんです(^^;
成績だけで選べれば、真っ先に昇格するのはヤングマン投手で異論がないはずです!
では、なぜヤングマン投手は昇格できないのか?
それは、プロ野球のルールで1軍の外国籍を保有する選手の登録枠は4までと決まっているからです。
現在巨人の1軍は、この4枠が全て埋まってしまっているのです。
ヤングマン投手を上げるためには代わりに誰かを落とす必要がある!
代わりに誰を2軍に落とすのかが凄く難しい(>_<)
それというのも、
近年のジャイアンツは助っ人選手の力に依存し過ぎです!
本来、補助的な役割やプラスαを期待するべき助っ人選手が、変えの効かない主力になっているんです。
現在のチームも4枠とも中心選手でガチガチです。
判断を誤ると、昨年のクルーズの悲劇が繰り返されます。
非常に難しい判断になりますが、候補を検証してみたいと思います。
投手リーダーを務め、来日7年目を迎えるナイスガイ【#20 スコット・マシソン 】
1番あり得ない選択はマシソン投手でしょう。
今シーズンは登板機会も少なく、先日も打たれてしまいました。
ただそれでも、彼の登録抹消は怪我でもない限りあり得ません。
上原が安定せず、澤村に負荷がかかり過ぎている現状を考えると、彼を落とすことは99%ないでしょう。
不安定にみえて先発の勝ちは消さない守護神【#44 アルキメデス・カミネロ 】
昨年のクルーズの悲劇のときには、守護神の彼を抹消して裏目に出ました。
負けまくってて守護神まで回らないからといって、守護神を落とすのはまずかったんですね(-_-;)
今年は数字だけみると非常に悪くて、落としても差し支えないように思います。
でも現実的には彼を落とす選択肢もあり得ないでしょう。
首脳陣に彼を落として苦しんだというトラウマが残っているはずですから。
他に守護神候補もいませんし、彼を落とすのはナンセンスでしょう。
彼を2軍に落とすことも95%ないと思います。
マギーとゲレーロとの一騎打ち
候補を考えていくと、この2人のどちらかということになります。
どちらも中心選手ですが、期待値と比べて低調なパフォーマンスです。
ただね、そうはいってもどちらも打線の軸となる選手です。
難しい判断になるのがおわかりいただけることと思います。
推定年棒2億6千万と4億円の選手のどちらかを天秤にかけることになるわけです!
ヤングマンの推定年棒が8千6百万円なので、年棒的には格上ですね(^^;
予想ですが、ヤングマン投手を上げる場合に首脳陣が下へ落とすのはマギーでしょう。
もし仮に僕が降格する選手を選ぶ立場なら、ゲレーロの方を選ぶと思いますけど(-_-;)
理由に関しては長くなるので、後に別の記事で書きたいと思います。
先発投手と主力野手という立場の違いも判断をより難しいものにさせています。
それでも今必要なのはヤングマン!
将棋の駒じゃないですが、ポジションごとに選手の価値は異なります。
野球でいうと一番価値が高いのは先発投手です。
先発が試合を作らないことには話にならないからです。
巨人の先発投手陣と現在の順位を考えてもそれは明らかだと思います。
枚数が足りず、先日上げた内海も不安を残して降板しました。
そう考えると、今優先すべきは先発投手の整備一択になると僕は思います。
つまり
先発投手>主力野手
です。
難しい選択になるとは思いますが、首脳陣が1日でも早くヤングマンを上げてくれることを期待します。
【巨人先発投手】ヤングマンさあ立ち上がれ!1軍で活躍するのは今でしょ! おわりに
如何でしたでしょうか?
外国人登録枠の問題もあって、彼を上げるのは最終手段なのかもしれません。
日本人投手でどうしても回らなくなった時の秘密兵器のつもりなのかもしれません。
ただ、下で結果を残しているヤングマン投手の気持ちを考えると、そろそろチャンスを与えて欲しいところです。
上手くハマればマイコラスのようにガンガン勝って、欠かせない戦力になるかもしれない。
そう思うと、もったいなくて仕方がないのです。
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