菅野智之、自身初のノーヒットノーラン!
それも広島カープとの挑戦権を賭けたスワローズとのクライマックスシリーズ第2戦で達成するとは!!
クライマックスシリーズでのノーヒットノーラン達成は史上初とのこと。
投手タイトルを総なめにしたシーズンに自ら花を添える形となりました。
菅野智之は完全に『原辰徳の甥』から、原辰徳を『菅野智之の叔父』と呼ばせるような存在になったのです!
そんな菅野の好投もあり、由伸ジャイアンツ発足以降最高の状態ではないかとさえ思える現在の巨人軍。
17日から始まる広島カープとのファイナルステージにも希望が見えてきたのではないでしょうか。
もくじ
巨人はマツダスタジアムでの広島カープ相手に下剋上できるのか?
冷静に分析してしまえばそれでも可能性はトントン。
いや、30%くらいではないかと思います。
全ては初戦の入りが重要!
試合が始まってすぐにカープの選手たちに、これまでの巨人とは何かが違うと思わせられるかが鍵になると思います。
現状の巨人とカープとの間には、実力差以上に勝敗を大きく左右しているものがあります。
それは両チームの意識。
カープの選手はマツダスタジアムで巨人に負けるとは微塵も思っていないと思います。
対して巨人の選手はカープ戦はアレルギーになるほど苦手意識があるように映ります。
ひとことで言えば、
- カープ側は「結局は勝つだろう」
- 巨人側は「なんかダメそう」
という空気です。
しかし現在、由伸監督の退任が決まった巨人は、由伸監督就任以来最高の集中力をみせているように思います。
いわば選手全員が一丸となって勝利に集中出来ているように映るのです。
そのゾーンとも呼べるような状態の今ならば、「なんかダメそう」感が最大限に薄れているように感じるのです。
今ならマツダスタジアムでカープとぶつかっても、ニュートラルな状態で試合に入れるのではないでしょうか?
由伸監督を日本シリーズへ連れて行く!
現役生活を引退してまで監督の座につかねばならなかった由伸監督。
成績や采配を冷静にみてしまえば退任は妥当なのですが、ファンとしてはなんともいたたまれない気持ちでいっぱいです。
正直3年間の高橋由伸監督の采配は意味も分からないことも多く嫌いでした。
しかし、高橋由伸選手は未だに大好きな選手だし、高橋由伸さんはほとんどの巨人ファンに愛される大スターなのです。
そんな彼の無念を考えたら奮起しないはずがありません。
今シーズンの巨人軍のスローガンは、「奮輝 ~GIANTS PRIDE 2018~」です。
今奮起しなくていつ奮起しろというのでしょうか!
勝機も何もカープから勝利を勝ち取れ!
上原浩治の17球にしても、菅野智之のノーヒットノーランにしても、これまでにないくらい気持ちがこもったものだったと思います。
全ては由伸監督と1試合でも長く野球を続けたい。
この思いが長野のホームラン、亀井のツーランをも生んだのだと思います。
正直戦力的にみればカープの方がそれでもやや上でしょう。
しかし、カープだって戦力が盤石とは言えません。
特に先発は巨人よりずっと不安定ですし、菅野のような絶対的エースがいるわけでもありません。
勝機は必ずあります!
初戦の入りが全て!
繰り返しになりますが、初戦の入りがファイナルステージ突破の鍵となると言って間違いないでしょう!
ここで、いつもと違う巨人軍を印象付けることが出来ればつかみはOK。
互角以上の戦いをみせてくれることと思います。
このファイナルステージ。
試合勘や流れという意味では、優勝チームに不利な側面があることも否めません。
スポーツに流れなんてないという意見も聞きますが、私は流れというものは確実に存在すると思っています。
そして今、巨人にその流れが来ている!
かれこれ30年近くプロ野球を観てきていますが、私はその流れを今まさに感じているのです。
カープが試合の流れに乗る前に・・・
スワローズに快勝した勢いを初戦でぶつけることが出来れば、十分に日本シリーズ出場の可能性もみえてくるのではないでしょうか?
巨人|cs突破の可能性に光明?マツダ広島にも勝機はあるのか? おわりに
初戦はおそらくメルセデス投手の先発になると思うので、如何にして援護点を獲ってあげるかが重要になると思います。
最後に、
カープには元々ペナントレースで15ゲーム以上も離されているのです。
本来なら白旗をあげているような状態なんです。
勝って当たり前なカープの方が間違いなく重圧も大きいことでしょう。
巨人からすれば、今更失うものなんて何もありません。
日本シリーズ目指して勝ち取れジャイアンツ!
コメントを残す