日本シリーズでの惨敗を受けてやっぱりか・・・
読売ジャイアンツが毎度のごとくストーブリーグを沸かせるようです。
イーグルスの美馬学投手。
巨人は獲得に動くようですね。
今回は、
1.美馬学投手について
2.巨人のFA選手補強について
それぞれ思うところを書いていきたいと思います。
もくじ
美馬学と野上亮磨はだいたい同じイメージ
主にセ・リーグの試合を観戦する私にとって、美馬学投手と野上亮磨投手は似たようなイメージです。
2人ともいわゆる普通のローテ投手。
エースではないものの所属チームのローテ投手として存在は認識しているレベル
具体的には、千葉ロッテマリーンズの唐川侑己投手などよりやや劣るようなイメージです。(あくまでイメージ)
- パリーグのローテーション投手で所属球団の3~5番手
- 規定投球回を大きく超えることは稀
- 2桁勝利に届かないシーズンがほとんど
- 負け数もそこそこ多い(貯金は作れない)
- いてくれることによって(イニングを食ってくれて)助かりはするが、その存在によってチーム力が向上するかといえば疑問
獲得するとしても補強というより補充という表現が正しい選手という印象です。
美馬学と野上亮磨の成績を比較
実働9年と11年で2年の差はありますが、この2人の成績は非常に似通っています。
ちゃんと調べる前まで、50勝50敗、防御率3.80くらいのイメージでしたが当らずしも遠からず・・・
美馬学 通算登板数 185 51勝60敗 投球回987 通算防御率3.82
野上亮磨 通算登板数 245 58勝62敗 投球回992 通算防御率4.07
細かい所までみていくと、奪三振は美馬の方が100近く多く、与四球も美馬の方がだいぶ少ないことがわかりました。
(野上の方は中継ぎ、抑えでの登板もあり)
一見似たような成績の2人ですが、制球力が上の美馬の方が安定した投手といえるでしょう。
6回3失点では巨人のローテションは守れない
人材が豊富?な巨人では、6回3失点にまとめ続けてもローテを守らせてはもらえません。
これは1ファンの感覚かもしれませんが、巨人というチームは我慢するのが非常に苦手です。
背信投球が続こうものならすぐに立場が危うくなります。
失格の烙印を押されるのが非常に早いのです。
そして一度失格とみなされるとなかなか起用してもらえない。
これでは普通のローテレベルが長く活躍できるわけがありません。
抑えたり打たれたりを繰り返す普通のローテ投手では厳しいのです。
三顧の礼で迎えられたにも関わらず、前所属球団ほど粘り強く使ってはもらえません。
この矛盾が生じる原因は簡単。
本来の選手の実力と球団が求める成績とに乖離があるからに他ならないのです。
もっと言ってしまえば、編成担当の保身もあるのでしょう。
仕事してますよというポーズ。
獲らすに後々後悔するくらいならとりあえす獲ってしまえ~
・・・以下略・・・
年齢的に落ち目なのに色眼鏡でかけた成績を期待される。
巨人にやってくる投手はこの現実と向き合う必要はあると思います。
本来ならば自前で出てきて欲しいレベルの投手
本来美馬のような立ち位置の投手は、ドラフト上位で獲得した大卒や社会人が担うべきポジションだと思います。
チーム力の土台は結局はドラフト。
育成力うんぬん言われますが、素材が良くなければ育つものも育ちません。
今村や田口を1年間ローテでまわしてみるのとどれ程違いがあるのか
野上投手でだいたいの見当はつくように思うんですけどね・・・・
巨人のFA補強について|選手本人がFA権を行使し、球団が手をあげるのなら獲得事態は歓迎
現行のルールに基づき選手が権利を行使し、球団が名乗りをあげるわけです。
選手からすればプロの世界で長年活躍してようやく掴めた大事な権利。
まず第一に尊重されるべきは選手の意思でしょう。
ファンや外野がいらないとか不要などと発するのは正直的外れ。
来てくれるのでしたら応援しますし、他球団に行ったとしても1プロ野球選手としてリスペクトが必要でしょう。
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