平成最後のドラフト会議が幕を閉じました。
巨人は宣言通り根尾昂内野手を指名しましたが、残念ながら抽選の結果はハズレ。
縁あってドラフト1位で巨人に入団することとなったのは、八戸学院大学の高橋優貴投手でした。
ドラフト1位であるのみならず、唯一の大卒からの指名となった高橋優貴投手。
来シーズンの即戦力として否が応にも期待がかかります!
もくじ
シーズン通しての1軍での活躍を期待したい!
ドラフト1位の投手に対して、低そうで高いこのハードル。
高橋優貴投手には是非ともこのラインをクリアしてもらいたいです。
ドラフト1位の大卒投手が、1年目から1軍の戦力になれたらチーム力は格段に上がります。
近年のベイスターズのドラ1左腕の活躍をみせつけられてきた巨人ファンからすると、いつも歯がゆい思いで贔屓チームの投手を観てきました。
ここ数年の巨人のドラフト上位投手で、1年目から戦力になったのは高木勇人(現:西武ライオンズ)の2015年が最後。
大卒後即大活躍したドラ1投手という意味では、2011年の沢村拓一まで遡らなければならないのです!
これでは強くなるはずもないし、FA選手に頼らなければいけなくなるのもある意味当然なのです。
その間のドラフト1位投手はというと・・・
キャンプから既に出遅れたり、故障で年間通して働けない投手ばかり。
そもそも今後も1軍の戦力になるのか怪しい投手ばかりです。
これでは年々尻すぼみになり、下位に沈むのもやむを得ないように思います。
ですので高橋優貴投手には、キャンプを順調にこなし、オープン戦で勝ち残り、開幕1軍に名を連ねることをまず期待したいです。
そのうえで、先発ローテーションに入れれば最高でしょうし、何なら手薄なリリーフにまわってもらってもありがたいと思います。
先発ローテーションに入れれば最高!中継ぎとしてフル回転でもありがたい!
ジャイアンツの柏田貴史スカウトによる高橋優貴投手の評価ですが、
「最速152kmを誇る本格派左腕。1年の春からリーグ戦に登板し、順調に成長。フォームのバランスも良く、スピードとキレを併せ持つ。先発だがリリーフもこなすタイプで、1年目から戦力として期待」
引用:ジャイアンツ公式Twitter
とのことで、懸念とされる制球さえ安定するようなら間違いなく一軍の戦力になってくれることでしょう。
私が愛読する雑誌「がっつり!!プロ野球」でも、大化けを期待できる左腕としてしっかり名前が挙がっていました。
最大限にハマってプロでもドクターKぶりを発揮できるようなら、最大の補強となりそうです。
仮にそこまでは難しかったとしても、貴重な左のパワー投手ですので運用法はこと欠きません。
現状中継ぎでピシャリと抑えられる投手が少ないので、中継ぎにまわっても面白いのではないかと思います。
ジャイアンツの先発左腕は、メルセデス、田口、今村、吉川と頭数が揃っています。
場合によっては球威があり三振が取れそうな高橋優貴投手に、最初から後ろを任せるというのもアリかと思います。
3連覇したときの巨人の強さは、最強セットアッパー山口鉄也をはじめとした、ブルペンの力によるところが大きかったのは記憶に新しいと思います。
⇒巨人山口鉄也引退!最強セットアッパーの登板はエンドロールの始まりだった
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そんな彼らも揃って引退し、故障空けのマシソン投手だって無理が効かない状況でしょう。
そんなブルペンに左のパワー投手ががっちりハマれば、先発が試合さえ作れば勝ちを拾える試合も増えることでしょう。
こうして考えると、高橋優貴投手の指名は巨人の優先補強ポイントを埋める、理にかなった指名であったことがわかってきます。
試される新コーチ陣の手腕
懸念の制球に関しては、コーチがいかにして端正するのかもポイントになりそうです。
ただでさえ、高卒ばかりを指名した巨人軍。
新任の宮本和知投手総合コーチをはじめとした、コーチ陣の手腕も問われることになりそうです。
1人でも多くの今年入団した原石が、近い将来輝きを放ってくれることを期待したいと思います。
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巨人|高橋優貴は貴重な左の本格派!ドラ1パワー投手に期待したい役割 おわりに
私の住む茨城から巨人のドラフト1位投手が生まれたというのは大変喜ばしいです。
怪我だけには気をつけて、自身のポジションを勝ち取り、プロの世界で長く活躍されることを期待したいと思います。
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