炭谷銀仁朗が加入し内海哲也が退団
丸佳浩が入団し長野久義が退団
・・・
果たして巨人は補強しているといえるのでしょうか?
感情論は抜きにして実際のところどうなのか考えていきたいと思います。
もくじ
2019新入団選手を考察
簡単に現時点(2019.1)で感じる新入団選手の印象を述べていきたいと思います。
#27 炭谷銀仁朗
炭谷銀仁朗が出場しようが、小林誠司が出場しようが大差ないと思います。
優勝するためには小林誠司では不足という考えには賛成ですが、その答えは炭谷銀仁朗ではないと思います。
よく言われていることですが、守れる1軍レベルの捕手が1人増えただけでしょう。
リスクヘッジという意味では無意味とまでは言いませんが、効果的な戦力の上積みとはとても思えません。
指揮官が現状の戦力では優勝できないと考え、たまたまFAだった炭谷に答えを求めたということなのだと思います。
小林が故障離脱するようなら初めて必要な補強だったと言われ始めるんじゃないかな(^^;
ほとんど原監督の意向だとは思いますが、支配下に正捕手を担える逸材が見当たらないための苦肉の策とも言えるのかもしれません。
⇒来季の巨人が強くなるために必要だと思うこと!正捕手小林誠司の限界
#5中島裕之
オリックスで守備につく映像をいくつか確認したのですが、ファースト以外は厳しそうです。
原監督は買っているようですが、ビヤヌエバがダメで彼がスタメンで出始めたら黄色信号かと(^^;
それでも、右の代打が中井大介から中島裕之に変わったと考えれば大補強といえると思います。
願わくば代打の切り札になってくれることを期待したいところです。
間違ってもセカンドで起用して、吉川尚輝や田中俊太の出場を阻むようなサプライズはやめてほしいですね(-_-;)
#21 岩隈久志
筆者と同世代のスーパースター。
私の好きな投手5指に入る名投手なのですが、シビアに言わせていただきます。
2年まともに投げれていない投手を、現時点で戦力として計算するのはどうかしていると思います。
答えはキャンプが始まってからですね。
悲しいかな私の予想ではそれほど期待はできないとふんでいます。
#33 ビヤヌエバ
今シーズンのキーマンの1人。
彼がマギーの穴を埋められればそこそこ強いチームになるでしょうし、こけたらチームとして大した上積みにはならないとも言えます。
まさに2019巨人の命運を左右する選手。
映像を見る限り、我慢して使えば本塁打はふえそうですが、三振が多いのが気がかりなところ・・・
伝統的に巨人は率を残せない外国人を我慢できない傾向にありますからね(^^;
開幕からゴールデンウイークくらいまではダメでも我慢してもらえると思うので、その期間に爆発できるかがカギになりそうです。
現時点で+なのかどうかは未知数です。
#24 クック
ビヤヌエバと同じで現時点では未知数のクック。
彼がフィットしてくれないと、ブルペンが弱点の巨人は苦しいと思います。
彼もまた2019巨人の命運を左右する選手の1人でしょう。
私としては、岩隈投手と同じで、手術後ここ2年くらいほとんど投げていないのが物凄ーく気になっています。
岩隈投手とは違い、こちらはバリバリ投げてもらわないとブルペンが火の車になってしまいます。
契約した以上メディカルチェックはしているのでしょうから、活躍してくれることを祈る限りです。
彼が1軍でアジャストできないようなら、カミネロと比較してマイナスまであるかもしれません。
オープン戦での実践登板が楽しみです。
現状、明確な上積みは#8丸佳浩のみ
ここまでみてきてわかるように、現状明確な上積みと言えるのは丸佳浩のみです。
その丸にしても、2018シーズンと同じ成績を期待するのは難しいように思います。
.280、25本を超えれば及第点と言えるのではないでしょうか。
あれ、この成績って!?
2018シーズンのマギー選手と同水準くらいになるんですよね(^^;
ここに坂本や岡本が好成績を残せてトントン。
あとはビヤヌエバ、クック次第と言えるでしょう。
個人的に期待の陽岱鋼!岡本や吉川は2年目のジンクスに勝てるのか?
また、不確定要素ではありますが、今年は陽岱鋼の成績が上向くと予想しています。
高橋前監督からは信頼を失ってしまったように映りましたが、我慢して使えばある程度の成績に収束してくれるのではと思っています。
調子の波が激しいので打てないときはホント酷いのですが、打ちだしたら手が付けれれない日があるのも事実。
陽岱鋼の爆発で拾う試合が出てくるようなら、上積みも期待できるように思います。
岡本、吉川、田中、重信は研究されると思うので、2019年は勝負の年になるでしょう。
彼らが全員対策され活躍できないようならそもそも話にもならない(-_-;)
4人共長く一軍で活躍できる器だと思うので、2年目のジンクスを吹き飛ばして欲しいものです。
(活躍したのが去年からなので、あえて岡本、重信も2年目のジンクスに含めています。)
先発ローテーションなど、他にも重要な要素はあるのですが今回はここまで。
投手についてはまた別に考察していきたいと思います。
あ、そうそう、最後にもう一つ重要な要素がありました。
それは監督。
迷采配ばかりだった高橋由伸から原辰徳に監督が代わったことで、勝ち星は10は増えるんじゃないかな(^^;
身も蓋もありませんが、監督の交代が最大の補強だと思います。
調子ばかり良くてイマイチ好きになれない原辰徳氏ですが、監督としての裁量とエンターティナーぶりは球界屈指でしょう。
原監督なら既存の戦力も駆使して、2018年よりは勝ち星を増やすだろうと予想します。
それでも、カープを上回り優勝できるかといえば話は別ですが・・・
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