連日熱戦が繰り広げられている日本シリーズ。
その日本シリーズが終わるといよいよ解禁になるのがFA交渉です。
権利の行使が注目される丸佳浩選手をはじめ、今年もFA市場への参入が濃厚と思われるジャイアンツ。
この記事では巨人ファン歴25年以上の筆者が、ジャイアンツの対FA用プロテクトリストを大胆予想してみたいと思います。
前回9月に予想したときとは監督も代わり、チーム内における選手の序列も微妙に変化しているように思います。
9月の時点での予想はこちらから
⇒巨人プロテクト予想2018!9月末時点で先取り考察してみた
キャンプから伝え聞く情報も加味したうえで、FA交渉解禁直前の予想をしていきたいと思います。
もくじ
間違いなくプロテクトされる選手
チームの中心、2019シーズンの軸となる選手たち
まずは戦力として絶対にプロテクトされるであろう選手を選んでみました。
絶対にプロテクトだろうと厳しめに絞った13名になります。
私見では、監督が代ろうが代わるまいがこの選手たちはプロテクト間違いなしだろうと思う選手たちです。
19 菅野 智之
28 畠 世周
45 今村 信貴
90 田口 麗斗
22 小林 誠司
46 大城 卓三
0 吉川 尚輝
6 坂本 勇人
25 岡本 和真
63 田中 俊太
7 長野 久義
9 亀井 善行
43 重信 慎之介
この13名は間違いなくリストに名前が記されているはずです。
ローテーションを担う生え抜きの若手である田口、今村、畠の3投手は当然プロテクト。
散々文句を言われても、最も出場試合数が多く経験豊富な小林捕手は間違いなくプロテクトされることでしょう。
エース菅野の女房役でもある小林誠司を外すなんて考えられません。
未来を担う吉川と岡本に加えて、確実に1軍の戦力と期待できる田中俊太内野手もリスト入りは確実だと思います。
長野、亀井の両ベテランは、未だレギュラーを張る外野手ですし外す理由がありません。
亀井に関しては限界説もありますが、今季チーム内で数少ない規定打席に届いた選手を守らないはずはないと思います。
そりゃ弱いわけです(T_T)
シーズン後半プチブレイクして陽 岱鋼をベンチに追いやった重信外野手も間違いなくプロテクトされることでしょう。
ここまでで13名。
残りプロテクト枠は15です。
⇒人的補償の優先順位はどうなる?プロ野球FA移籍の補償について解説!
功労者枠&複数年契約縛り
13 森福 允彦
23 野上 亮磨
26 内海 哲也
10 阿部 慎之助
2 陽 岱鋼
3年契約の3年目に当たる森福投手と、同じく3年契約2年目を迎える野上投手。
この両FA戦士はおそらくプロテクトされるでしょう。
戦力になるならないではなく、ここは契約の問題ですね。
もしプロテクトされないのならば、複数年契約を結ぶ選手側のメリットが有名無実化してしまいます。
内海と阿部は余程のことでもない限り、引退まで巨人の選手として守られるのではないかと思います。
万が一、人的保証として獲られるようなことでもあれば球団のメンツにも関わりますし、将来の幹部候補なので間違いなくプロテクトされるはず。
陽 岱鋼に関しては、彼も5年契約の3年目を迎える状況なのでプロテクトです。
来季の陽選手は監督も代わり心機一転頑張ってくれることと個人的にはとても期待しています。
ここまでで、18名。
残りプロテクト枠は早くも残り10です(^^;
⇒巨人は支配下枠をどう埋める!?自由契約を拾い集めてしまうのか?
高確率でプロテクトされているであろう選手
42 山口俊
30 宮國 椋丞
49 石川 慎吾
予想するうえでずっと難しかったのが山口俊投手。
実力的には間違いなくプロテクトなのですが、素行不良&契約切れなため、案外放出という選択もあるのではないかと思っていたからです。
しかし、今の時点(11月3日)で来季契約を結ばないという情報もでていないことから、高確率で来期も契約するということなのでしょう。
トレードに応じる球団もおそらくないでしょうし、契約するのであれば間違いなくプロテクトです。
宮國、石川両選手は高橋由伸政権下では微妙な位置づけでしたが、原監督に代わり期待値が上がったと予想します。
秋季キャンプのキャプテンにも任命されていますしプロテクトされることでしょう。
ここまでで21名。
あとたった7枠です。
⇒巨人|来季のコーチ陣は大丈夫?期待と不安が入り混じる陣容!
近未来の主力候補(プロスペクト)
本来ならば1軍の戦力となる選手を優先的に考えるのですが、残りの選手の力が拮抗しているので悩んでしまいました(^^;
ですので、プロスペクトの方から先に選出したいと思います。
29 鍬原 拓也
53 高田 萌生
38 岸田 行倫
67 和田 恋
まず、昨年のドラフト1位ルーキー鍬原投手と、ファームで抜群の成績だった高田投手は守られると予想。
高田は桜井に代わってメジャー選抜との試合の先発にも抜擢されました。
今後を期待されての抜擢でしょうし、プロテクトされる確率は高いのではないかと思います。
未来の正捕手候補と期待されている岸田捕手も1年で見切られることはないと思います。
FAで獲得が噂される炭谷銀仁朗捕手は、彼が育つまでのつなぎと考えているのでしょうかね?
和田恋選手も来季は1軍での活躍が大いに期待できるので、プロテクトされるのではないかと思います。
ただネックをあげるならチームが彼の守備面どう評価しているかというところだと思います。
守備で使えないという評価なら、もったいないですがプロテクトを外すという選択も無いとは言えません。
ここまでで既に、25名(+_+)
残りたったの3枠になってしまいました(^^;
⇒巨人|増田陸を2位指名!根尾と小園を数年後伸びしろで上回るか?
実力が拮抗、流動的な残り3枠候補!
15 澤村 拓一
21 吉川 光夫
1軍の戦力として計算できそうな上記2名ですが、彼らは今季揃ってFA権を取得した選手です。
もしかしたらFA宣言する可能性だってなきにしもあらずなのです。
年齢や年棒を考えても優先してプロテクトすべきかは一考の余地があるように思います。
⇒「他球団の評価を聞いてみたい」FA移籍せず残留したケースはあるのか?
36 桜井 俊貴
アメリカ選抜との試合にも先発すると予告され一見期待されているように感じる桜井投手。
しかし、実際には最終テストなんじゃないかと思っています。
ドラフト1位で入団し3シーズンものにならなかったことを考えれば、余程好印象でも残さない限りプロテクトされないでしょう。
37 田原 誠次
40 谷岡 竜平
41 中川 皓太
48 池田 駿
1.5軍の中継ぎといえる彼らは好みによって評価が分かれるところかと思います。
実績を優先して田原を守るのか?
若くて左腕の池田を優先して守るのか?
実に難しいところだと思います。
64 大江 竜聖
期待の若手左腕としてよく名前が挙がる大江投手ですが、リスト入りできる可能性は五分五分といったところでしょうか。
ただここへ来て、メジャー選抜との試合の2番手を任されたのは期待が大きいということなのだと思います。
個人的には彼はプロテクトされるのではないかと思っています。
27 宇佐見 真吾
打撃もさほど期待できないことがわかった今、プロテクトされないのではないかと思います。
52 北村 拓己
56 山本 泰寛
60 若林 晃弘
68 吉川 大幾
1軍の戦力とし考えればこのなかでは山本選手はプロテクト筆頭でしょうか。
貴重なユーティリティー吉川大幾選手は、プロテクトされるかといえばノーだと思います。
北村、若林両選手は、田中俊太選手が内野手として頭1つ抜けたことと、ドラフトで増田陸選手を獲ったことからプロテクトされないと予想します。
58 立岡 宗一郎
個人的には好きな選手なのですが、プロテクトされるかというと難しいですかね(+_+)
ここまでを踏まえて3名を選ぶと・・・
澤村と吉川をどう考えるかによってだいぶ変わってしまいますが、私なら若手を優先して守りたい!
私なら、
48 池田 駿
64 大江 竜聖
56 山本 泰寛
の3名をリストの最後に記すことでしょう。
実際この辺りから人的補償が選ばれる可能性が高く、あとは好みの問題と言ったところでしょうか。
⇒巨人がドラフトで外野手を獲得せず!?丸、王柏融獲得の布石なのか?
原巨人のプロテクトリストを予想!2018FA交渉解禁直前編 おわりに
こうしてみてきて、28名という枠が改めて少ないと思ってしまいました。
人的補償を伴う場合、それに見合う選手でないと、近未来かえって弱体化を招くように思います。
適切な選手にだけFA交渉を行うことを切に願う限りです。
最後までお読みいただきありがとうございました(._.)
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