延期が決まった東京オリンピックは、2021年7月の開幕を目指すらしい。
2021年の野球界はかつてないくらい激動の日程になりそうだ。
もくじ
WBCを戦いシーズン前半を消化した後オリンピックに突入!(その後シーズン後半)
オリンピックが2021年にずれ込むと、プロ野球のシーズンはWBCとオリンピックに挟まれてしまうことになる。
代表選手は早めの調整が必要となり、国際大会2大会&ペナントレースをフル回転・・・
前例のないくらいかつかつに詰め込まれるであろう過密な日程。
2021年の野球界は、盆と正月が一気にくるくらい慌ただしいものになりそうだ。
2つの国際大会&シーズンをフル稼働することは可能なのか?
同じ選手が2つの国際大会に参加しそのうえシーズンを戦い抜く。
ゲームならともかく、実際問題そんなことは可能なのだろうか。
素人目にみても、国際大会が1つあるだけでも相当な負担増になっているように思うのだが・・・
とはいえ、チーム力を落とす選択は極力避けたいもの。
WBCの優勝奪還は悲願でもあるし、自国開催のオリンピックは是が非でも優勝したいところ。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」とはいうものの、獲れるものなら両方獲って欲しいというのが欲張りなファンの本音だと思う。
では実際どうするのが最良なのだろう。
野球の質を落とさずに過酷な日程を乗り切る方法
3月にWBCがありそのままシーズンイン。
オールスターゲーム空けにオリンピックを戦い、その後日本シリーズまで詰め込んで消化。
嵐のような日程になることが予想される2021年。
この過酷な日程を野球の質を落とさずに乗り切る方法を考えてみた。
大雑把に考えると選択肢は以下のようになると思う。
- ベストなメンバーを固定してほぼ同じチームで挑む
- アマチュアや若手を中心にどちらかの代表を選考する
- コンディショを最優先にメンバーを選考。可能な限り戦力を均等に保つ
順にみていこうと思う。
ベストなメンバーを固定してほぼ同じチームで2大会に挑む
坂本、柳田、山田など、名実共にベストなメンバーで両大会を戦うパターン。
もしこれが可能なら苦労しないし、記事にして検討するまでもない。
- オーバーワーク(疲労)によるパフォーマンスの低下。
- 怪我のリスクの増大
ベストなようで全然ベストでない案がこれだろう。
アマチュアや若手を中心にどちらかの代表を選考する
オールプロのベストメンバーは、どちか一方の大会にのみ参加するというパターン。
この場合、WBCがオールプロで挑み、オリンピックがアマチュア中心で編成というのが現実的か。
私的には、ベストではないけれど整然としているし、落としどころとしては割とアリだと思う。
元々オリンピックはアマチュアで編成していたわけだし、原点回帰だと思えばさほど違和感もないように思う。
このプランの唯一にして最大の難点は、果たしてそれで金メダルを狙えるのかということだろう。
・・・
コンディションを最優先にメンバーを選考。可能な限り戦力を均等に保つ
言うのは簡単だが、やるとなると難しいのがこのパターン。
何かしらの線引きを作らないと選考基準がめちゃくちゃになりかねない。
WBCに出場した選手がオリンピック前でも絶好調だとか
オリンピック出場側に振り当てた選手が大会前に絶不調などなど
チームを率いる首脳陣がいらぬ神経をすり減らすことが目に見えてる。
【提言】侍ジャパンを2チーム作ろう!
WBCを戦う侍ジャパンAチーム。
オリンピックに挑む侍ジャパンBチーム。
私見だが、能力のバランスを考えあらかじめ2チーム用意するのがいいと考える。
なんならオリンピックに挑むチームはアマチュアのみで編成と決めてしまうのも全然アリ。
元々オリンピックって世界平和の象徴であって、勝つことだけが全てじゃないのだから。
プロのみで2チーム作るなら、選手が重複しないようあらかじめ2つに振り分けておいてもいいと思う。
○○選手は出場するならA代表で、B代表の方は候補からも除外する。
逆に△△選手は出場するならB代表で、A代表の方は候補からも除外する。
このように、明確な線引きさえ提示できれば選手も調整しやすいだろうし、選考から外れても納得がいくのではないだろうか。
ABの振り分けに関しては、首脳陣および有識者がチームのバランスを考えて振り分ける。
非常に難しい判断になるだろうが、2チームで交互にドラフトしていくなどやり方はいくらでもあるように思う。
これは例だが、WBCはセ・リーグから選出。オリンピックはパ・リーグから選出くらい明瞭な形になるのが理想だろう。
いずれにしても、2021年の両大会が予定通り開催されることを願うばかりだ。
世界が一つになりコロナウイルスに打ち勝ちましょう(._.)
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