この記事はコミックスの巻ごとにジョジョリオンを振り返ってみる企画の第9回目です。
多分なネタバレは含みますが、ジョジョリオンという話の大筋を手軽に知りたいあなたにおすすめの記事です。
この記事を読むことで、これまでの流れを振り返ることができると思います。
個人的に遂に来ました問題の巻が(^^;
僕の周りのジョジョを読んでた人にジョジョリオンどう思うと聞くと、あれはクワガタで離脱したという意見が一番多かったのです!
ジョジョリオンはこの辺りから独創性に拍車がかかってきます。
僕は嫌いでもないのですが、一般的には受けがよろしくない模様(-_-;)
実際この辺りから話の整合性がとれない部分も多くなっていきます(+_+)
ですのでこの記事では、あくまで物語の本筋から脱線しないよう話を進めていきたいと思います。
この記事を読む前に8巻について読まれると多少スムーズです。
⇒ジョジョリオン8巻ネタバレ考察と感想!謎のフルーツと東方常敏
それでは早速いってみましょう。
もくじ
ここを押さえれば大筋は把握!9巻の話最短まとめ!
クワガタバトル!
謎のフルーツを持つ男登場!
9巻の話の流れをネタバレ要約
まず、目的を見失わないために始めに書くと、
常敏を追いつめ、謎のフルーツについての情報を得るのが目的です。
そのためには、彼の得意とする分野でプライドをへし折る必要があるらしい(^^;・・・?
そこで唐突にクワガタ同士を戦わせる展開になります。
常敏に定助側の狙いがバレたら、警戒されて作戦は必ず失敗するとのこと(つるぎ談)
定助とつるぎの狙いはズバリ、常敏のランボルギーニです。
クワガタバトルは、常敏との賭けバトルに勝利し、車の鍵をゲットするのが目的というわけです!
とは言っても、車そのものではなく、車のドライブレコーダーの履歴を調べることが目的です!
車の走行履歴がわかれば、帰国してから東方家までの常敏の足取りを掴むことができます。
そうなれば、謎のフルーツの木の在りかがつかめるという流れです。
常敏の帰国時にクワガタをもらっていた定助は、飼育方法を教わるていで常敏に近づきます。
そして怪しまれないよう巧みに誘導し、常敏からクワガタバトルを言い出すよう仕向けます。
ここからはおよそ100ページを割いて、熱いクワガタバトルが展開されます(^^;
ここを読めば軽いクワガタ博士になれるのではないかと思うほど、荒木先生の熱いクワガタ愛を感じることができます。
ただし、本記事ではまるまるカット(笑)
クワガタ戦に勝利し怪しまれながらも、常敏の前から逃げることに成功した定助。
ランボルギーニの鍵は、無事つるぎへと渡ります。
つるぎはクワガタバトルの間に、康穂を呼びに行っていました。
康穂のペイズリー・パークならば、ドライブレコーダーから謎のフルーツの木の在りかを追うことができるからです。
無事車に潜り込み、調査を開始する2人。
ところが、帰国後のランボルギーニの走行距離はたった3.5キロ!
駅周辺からフルーツパーラーを通って東方家に帰ってきただけでした。
ペイズリー・パークは道路沿いに監視カメラにも潜りこみます。
そこには謎のフルーツの鉢を持って、ランボルギーニに近づく男の姿が映っていました。
9巻はここまでです。
9巻を振り返った考察と感想
おそらく、作者と読者の間の熱量に差が生じ始めたのはこの巻辺りからだと思います。
クワガタバトルは、話の本筋とは裏腹に丁寧に書かれ過ぎているのです。
ここで白けてしまった人や、なんだかわからなくなった人は多いのではないでしょうか?
これまでのジョジョにも、ダービーとのゲーム対決や、じゃんけん小僧みたいな話があるにはありました。
今回はその類の話だったのだとは思います。
ただ今回は、あまりに唐突にしかも無理矢理クワガタを入れてきた感が凄かった(^^;
読んでて荒木先生クワガタにハマってるんだなとしか思えませんでしたもの(笑)
僕も書きたいことを書いているので人のこと言えませんが、自分の書きたいことに傾倒しすぎて、要らない話入れたかなとすら思ってしまいました。
この巻のポイントは、最後に防犯カメラに映った、謎のフルーツの鉢を抱えた男でしょう。
この男の情報に繋がるためだけに、まるまる1巻割いたのが9巻でした(^^;
9巻をこれから読むならここに注目!
以下が最低限おさえておきたいポイントです。
- 常敏は病気が治せるフルーツの存在を知っていながら、家族に明かしていない。
- 常敏は夜露たちと繋がっていた。
- 新鮮な謎のフルーツの鉢を持つ男にたどり着いた。
東方家へ入り込んだのは敗北への道と夜露が言ってましたが、それは常敏の存在を指すのか?
次号以降が気になるところです。
⇒ジョジョリオンまとめ!ネタバレ・考察・感想記事へのリンクはこちらから!
ジョジョリオン9巻ネタバレ考察と感想!VS常敏プライドをかけたクワガタバトル! おわりに
ここから少しづつカオスになっていきますが、一所懸命書くのでお付き合いください(^^;
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次回お会いしましょう(._.)
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