今朝のW杯日本対ベルギーを観戦した感想です。
今思うことつらつらと述べていきたいと思います。
もくじ
サッカーとは勝利至上主義な競技
セネガル戦後にも書きましたが、サッカーのルーツは争い、闘争、Warです。
言わば代理戦争です。
⇒時間稼ぎが卑怯と戦術批判の声?「無知は恥」祝W杯日本代表決勝トーナメント進出!
定められたルールの範囲内で生き残るためにベストと判断した選択を全うすることはなんらおかしくない。
スポーツマンシップなるものより優先されて当然なのです。
サッカーと他のスポーツは根底が全く違うのです。
サッカーが生まれた背景から考えれば、全ての敗戦は平等に負けです。
内容が良かったとか、惜しかったとか、本来語る意味はないのだと思います。
負けは負けです。
試合結果が命に関わる国があるのも、このサッカーのルーツが色濃く残るからでしょう。
ルーツを知り理屈はわかっていても・・・
今朝の日本戦を観ていてやっぱり自分は日本人なんだなと思いました。
理屈はわかっていても、日本に生まれ日本で育った自分は、勝ち負けにくくらず試合後代表を讃えていました。
観戦中もサッカーを美しいスポーツの1つとして観戦している自分をハッキリと感じました。
理屈に反する思いが生まれる原因はなんなのか?
それはやっぱり生い立ちなのだと思います。
知識を詰め込み頭で理解したところで、代理戦争としてのサッカーを肌で味わったことが無いのが原因でしょう。
ですので、矛盾しますが、日本代表は最後まで本当に素晴らしい戦いをしてくれたと思います。
2点目の乾選手のゴールは、まるで全盛期のデルピエーロを観ているようでした。
欧州サッカーにハマり夜な夜なセリエAを観ていた大学時代の興奮を思い出させてくれました。
こんなにサッカーに釘付けになったのは久しぶりのことでした。
アディショナルタイムで逆転されたときには、一瞬何が起こったのかわかりませんでした。
選手も監督を皆ベストを尽くしていた
僕はハリルホジッチ前監督を直前で解任したことに否定的でした。
結果はどうあれあのタイミングでの解任は適切だったとは今でも思えません。
忖度ジャパンだとも思っていたし、3戦全敗すると思ってました。
準備時間が足りないと思ったし、明るい材料など何も感じませんでした。
しかし、蓋を開けてみれば、グループリーグを通過する快進撃!
西野監督が指揮を執ったことが日本の躍進に繋がったとのだとも思っています。
世の中全て結果論です。
格上相手に何度かポストに助けられながらも前半をスコアレスで乗り切りました。
開始早々鮮やかな2ゴールで主導権を握ることができました。
ちょっと勝ってしまうんじゃないかって本気で思いました。
アザールを上手く消すことで、寸でのところで守れていました。
フェライニがインして一気に流れがベルギーに傾いてしまいました。
このマンUのMFの高さと強さは脅威でした。
フェライニの高さがルカクを楽にし、アザールにフリーなスペースを与えていきました。
眠っていたワールドクラスが爆発する恐怖。
嫌な予感がしました。
ネットではこの時こそパス回しをみたいな意見が出てましたが、それができるのならそうしていたでしょう。
あの流れだと3点目を獲れないとヤバイというのが僕の直感でした。
本音を言えば追いつかれた時点で確実に負けることは悟っていました。
90分凌ぎ切っても、そこから30分のおかわりは無理でしょう。
2-0ないし2-1の時点での日本の選択肢は攻めで間違いなかったと思います。
その結果、カウンターを受けて失点するのですが、勝負なので仕方がないです。
日本は試合を通して勝つためのベストな選択を貫き続けたと僕は確信しています。
敗因は悲しいけどタレント力の差でしょう。
膠着した試合を理不尽なクラッキがワンプレーで持っていくのもサッカーです。
言いたくないけど、日本人の体格では埋められない壁に跳ね返されてしまったように感じました。
今朝の日本代表は出来る限りのベストを尽くしていた。
それ以上でも以下でもない!
日本人の僕は、そんな代表を心より賞賛しています。
魂のこもった激闘お疲れさまでした。
W杯日本対ベルギー感想!サッカーは勝ち負けが全てと分かっていても・・・ おわりに
感想にお付き合いいただきありがとうございました。
実はこの記事、仕事の昼休みを使って20分で仕上げました(^^;
誤字脱字及び、文章が破綻していないかは夜に確認して修正したいと思っております( ;∀;)
おっとまずい時間だ( ゚Д゚)
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