マーベルの新作『デッドプール2』を観てきました。
他のマーベル作品とは一線を画すこの映画!
ヒーローもの? なのに色々な意味で過激すぎてR15指定です(笑)
では早速、ネタバレを交えて感想をお伝えしていきたいと思います。
もくじ
デッドプール2の主なキャストを紹介
デッドプール/ウェイド・ウィルソン・・・(ライアン・レイノルズ)
今作の主人公。通称:デップー 自らを「俺ちゃん」と呼ぶ。
がん患者だったが、超人兵士計画の人体実験により不死身の体を手に入れる。
キャプテンアメリカと境遇が似ているため、彼には憧れを抱いているという知られざる設定あり。
驚異の治癒能力で下半身がもぎれようが生えてくる(笑)
今作の冒頭でバラバラになるがもちろん無事。
口が達者で、マシンガントークなうえに毒舌。
観客に語りかける独自のスタンスを持っており、8割がた卑猥なジョーク&パロディ&disり(笑)
ヴァネッサを失い思わぬ事態に巻き込まれていく。
ヴァネッサ・・・(モリーナ・バッカリン)
ウェイド(デップー)とラブラブの元娼婦。
ウェイドと一緒になろうと誓うが、デップー(ウェイド)が壊滅させた組織の報復に合い命を落とす。
天国?からラッセルを救うようたびたびデップーを後押しする。
ラッセル・・・(ジュリアン・デニソン)
特殊能力を持つ太ったガキ(笑)
ミュータントばかりが集められた孤児院で育つ。
両手から火の玉を放つミュータント少年。
未来から来たケーブルに命を狙われる。
ケーブル・・・(ジョシュ・ブローリン)
未来からやってきた半身がサイボーグのいかついオッサン。
ラッセルの命を狙う。
最愛の妻子を失ったこととラッセルには深い関係が・・・
ラッセルを守ろうとするデップーと戦うことに!
なんと演じているジョシュ・ブローリンは『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でサノスを演じた俳優さんです!
デップーもしれっとサノスと呼びかけて、途中で止められてる場面があります(笑)
ウィーゼル・・・(T.J.ミラー)
デップーの親友で、表向きはバーを経営している。
実は裏稼業にも通じていて、今作ではデップーと共に超人チーム『Xフォース』の求人を行う(笑)
なお『Xフォース』というチーム名はX-MENのパクリからきている模様(笑)
ドミノ・・・(ザジー・ビーツ)
『Xフォース』への勧誘にやってきた女性。
超人的特殊能力があったのかは筆者的には不明(^^;
本人曰く運がいいらしく、その力をいかんなく発揮して『Xフォース』で唯一生き残った・・・のか?
ドーピンダー・・・(カラン・ソーニ)
インド人のタクシー運転手。
いつもデップーを乗せている(笑)
天然キャラで殺し屋になりたがっている(^^;
最後に重要な役割を果たし、「ブラックパンサー」をモジったブラウンパンサーと呼ばれる(笑)
ブラインド・アル・・・(レスリー・アガムズ)
盲目ババア。デップーのルームメイト。
めちゃめちゃ毒舌で、そのセリフはデップーよりも卑猥度が高い。
日本人女優の「忽那汐里」も出演!
ハリウッド進出が話題となっていた彼女。
筆者の記憶だと、『メイちゃんの執事』という当時たまたま観ていたドラマに出ていた女優さんですね。
その頃はまだ中学生くらいだったのかな?
名前が読めない子としてなんとなく記憶してました(^^;
そんな彼女が今作で演じているのは「ユキオ」という役です。
「ネガソニック」という超人キャラの恋人で、忍者のようなコスチューム纏って戦いにも参戦してきます。
にこやかな笑顔でデップーとの絡みも数回あるので、そちらも是非注目してみて欲しいです。
続編が作られるようなら、次回も継続出演するかもしれませんね(^^)
デッドプール2 感想&ネタバレ!
冒頭から爆散?過激すぎるバイオレンスシーンと下ネタ&パロディの連続!
最初からぶっ飛んでます(笑)
ドラム缶の上に寝そべって、引火させ自らをバラバラにするデップー。
最愛のヴァネッサを報復により失い、自暴自棄になっているところから物語は始まります。
報復に至るまでの「俺ちゃんことデップー」の活躍描写は、しょっぱなからバイオレンスで過激なことこの上ないです。
バッタバッタと虐殺を繰り返すバイオレンス描写が続きます。
そりゃR15指定にもなりますわ(^^;
グロテスクな描写や血が苦手な方は笑う前に引いてしまうくらいには過激です。
ホントに苦手な人にはおすすめしません。
それから、ちょくちょく出てくる下ネタは下品でたちの悪い中学生のようなノリです。
このブログで文字に起こせません(笑)
こういったノリが苦手な人には辛いでしょうね。
付き合い立てのカップルとかだと気まずい空気になるかも(笑)
筆者的には、初デートで観る映画の候補からは外すことを推奨します!
あとこの映画、マーベル作品のみにとどまらず多くの映画をパロったりdisってます。
そこが、笑いの肝になってます。
なので、マーベル作品や数多くの洋画を観ている人ほど笑えます!
逆に言うと、それらの作品が詳しくないと意味が分からず笑えないと思います。
このような理由から、観る人によって賛否両論のある映画と言えるでしょう。
デップーがラッセルを守ろうとし、ケーブルが命を狙うわけとは?
コロッサス(全身金属のようなミュータント)からX-MENに勧誘されたデップー。
X-MEN(仮)として暴れているミュータントを止めに向かいます。
そこで暴れていたのが、太った少年ミュータントのラッセルでした。
ヒーローっぽくラッセルを取り押さえたデップーでしたが、彼が孤児院で虐待にあっていたことに気づきます。
普通のヒーロならヒーローっぽく治めるところですが・・・
デップーの場合、虐待していた孤児院の男を始末してしまいます。
超能力を封じる首輪をつけられたデップーとラッセルは収容所へ送られます。
未来からの襲撃!
超能力を封じられたデップーは普通のがん患者ウェイドに!
「ホークアイ」と変わらないただの人間とか言って「ホークアイ」をさり気なくdisってます(笑)
アベンジャーズの初期メンバーなのに酷い言われようのホークアイ( ;∀;)
そこに未来からタイムトラベルしてきた半分サイボーグ男ケーブルが襲撃してきます。
冷酷に迫るケーブルに対して「ウインターソルジャー」かよとか冗談言ってます。
大ピンチでも口が減らないデップー(笑)
ケーブルはラッセルの命を狙っていました。
それは、なぜなのか?
未来で悪の心を増長させたラッセルが、ケーブルの妻子をあやめることになるからです。
- 虐待を受けていたラッセルを救おうとするデップー
- 未来を変えるため過去のラッセルを始末しようとするケーブル
これが2人の対立する構図になります。
肝心のラッセルですが、虐待をしていた元凶の孤児院の長を恨んでいて復讐しようと考えています。
混乱のさなか首輪が壊れ不死身の力を取り戻したデップー。
ケーブルと戦いますが敗れて、ラッセルと離れ離れになってしまいます。
ここでケーブルに奪われる想いでのコインが後で重要な役割を果たすとは・・・
見所は、デップーというよりトレードマークの赤いコスチュームとマスクなしのウェイドとして長時間戦うところです。
ここだけ観てると、ようわからんいかついオッサン同士の対決にしかみえません(笑)
死の淵すれすれに陥る度に、ウェイドの背中を押すヴァネッサの愛にも注目です!
超人たちをリクルート!結成激ヤバ軍団『Xフォース』
ラッセルを救い出すには「俺ちゃん」だけでは火力が足りない!
そう考えた、デップーは超人のリクルートを始めます。
普通に面接してます(笑)
異星人、電気を操る男、強酸性のゲロを吐く男、透明になれる男、幸運な女、職を求めてきた普通の中年(笑)
個性豊かなメンバーが集まります。
特に面白かっあのは何の能力も持たずにやったきた普通の中年ピーターですね。
採用なのかよって誰もがツッコムと思います(笑)
こうしてラッセル奪還計画を遂行する『Xフォース』が結成されました。
ラッセル奪還作戦開始!からのXフォース即壊滅( ゚Д゚)
予告編でも流れていた場面ですね。
ラッセルを護送中の車輌へ向けて、空からスカイダイビングで襲撃します。
飛び出す場面まではカッコよかったんだけど・・・
デップーは風に流され看板にひっかかり失敗。
他のメンバーはそれぞれ着地に失敗し非業の死を遂げます(-_-;)
このときの最後が全員かなりグロい(+_+)
電気を操る男はバスに激突して死亡。
電線に引っ掛かり感電死した透明人間。
ヘリコプターのプロペラに巻き込まれてミンチになる異星人。
ゴミ回収車?にホールインワンしてミンチになるゲロ吐き男
そのゲロにかかり溶ける普通の中年
・・・
作戦開始から10分足らずにして最強激ヤバ集団『Xフォース』は壊滅します(笑)
えーって感じです( ゚Д゚)
唯一生き残りちゃっかり護送車の運転席まで到達したのが、幸運な女ドミノ
かなり活躍した彼女をデップーは「黒人のブラック・ウィドウ」と評しています。
というか彼女しか戦力になってません(笑)
思わず
ってコーラを吹きそうになりました(笑)
街中で一般車両をなぎ倒しながらの攻防戦!
ケーブルが再度襲撃してきてバトルを繰り広げます。
このシーンでのアクションは必見です!
実はこの護送車にはヤバイ奴がもう一人乗せられていました。
『X-MEN:ファイナル・ディシジョン』という作品でも出てきた怪力を持つヴィラン「ジャガーノート」です。
ラッセルはこのジャガーノートと手を組み、デップーとケーブルを退けます。
ジャガーノートはとにかく強い!
デップーの身体を真っ二つに引きちぎってしまいます。
道路ごと護送車を陥没させ、ケーブルからも逃れます。
そしてラッセルは孤児院へと復讐に向かうのです。
ラッセル&ジャガーノートを止めるため。デップーとケーブル手を組む!
何としてもラッセルを消したいケーブルとの駆け引きの場面は必見!
ある有名な映画のシーンが卑猥にパロられています(笑)
下半身が生えたばかりで、半分幼児のウェイドにも注目(笑)
孤児院にて最終決戦!
最終決戦も過激なバイオレンス描写が目白押しになります!
コロッサスがボコられるデップーを助けたシーンは笑えました。
復讐をやめさせようと説得するデップーですが、ラッセルは止まりません。
この太った子供なかなか強いです(笑)
超能力を失う首輪を自ら装着し、捨て身でラッセルの説得を試みるデップー。
それでも攻撃態勢に入るラッセルにケーブルが銃口を向けます。
デップーの説得が失敗し、ラッセルに向かって放たれる銃弾。
ラッセルを狙ったケーブルの狙撃を身代わりになって受けてしまうデップー。
命を賭してラッセルの復讐を止めて感動のラストかと思いましたが、なかなか息を引き取りにません(笑)
志村けんのコントのようです(笑)
ひたすら話し続けます。
意味のない話をただひたすら・・・(笑)
天国のヴァネッサも受け入れてくれて、ようやくいくのかと思ったタイミングで、ケーブルがタイムスリープできる装置を使い時間を巻き戻します。
ケーブルはデップーが撃たれることになる場所に例のコインを仕込みます。
こうしてラッセルの復讐を止め、デップーの命も救ってめでたしめでたし
そうそう、肝心の復讐のターゲットだった孤児院の長ですが、「ブラウンパンサー」がタクシーで吹き飛ばして退場です。
この突然の幕切れには唖然としました(笑)
見逃せないエンドロール!好き放題やってます(笑)
上映が終わってもすぐに席を立ってはいけません。
エンドロールでさらっと凄い事やってます(笑)
ケーブルの使っていたタイムトラベルできるアイテムが修理されデップーの手に渡ります。
こうなるとやりたい放題(笑)
この作品の垣根を超えて、主演のライアン・レイノルズの黒歴史を抹殺していきます(^^;
あなたはどれくらい彼の映画や関わる世界観をご存知ですか?
ライアン・レイノルズについて調べてからこの映画を観ると何倍も笑えると思います!
【映画】デッドプール2ネタバレ&感想!R15指定の過激パロディと忽那汐里の出演にも注目 おわりに
如何でしたでしょうか?
振り返ってみると、真面目にストーリーを解説する感じになってしまいましたね(^^;
感想書いてきて思うのですが、笑いの部分を文書で伝えるのってホントに難しい(+_+)
真面目に総括すると、
家族愛や、仲間との絆を軸として描きながらも、終始下ネタやdisりで茶化し尽くすという他に例をみない不思議な映画だと思いました。
この映画はファミリー映画だって公式に言ってましたが、本質はそうなんでしょうね。
知らないで観ると過激で下品なノリの映画だけれど、元ネタを知っていたら大笑いできる楽しい映画でした(*^^*)
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