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『僕のヒーローアカデミア2人の英雄』感想!「4DX2D」版の魅力とおすすめポイント

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今回感想をお伝えする映画は、『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE』2人の英雄です。

 

この映画、2018年の夏に公開されていたとのことですが、2019年1月、『4DX』版として再びスクリーンに戻ってまいりました!

 

さて、この「僕のヒーローアカデミア」なのですが・・・

週刊少年ジャンプ連載中なのは存じているものの、私、ほとんど読んだことがありません(^^;

 

そんな事前情報もない37のオッサンがいきなりヒロアカをみたらどう思うか?

初見だからこそ伝えられる、リアルな感想をお届けしていこうと思います。

 

なお、話の都合上、ネタバレを含む内容となります。

ネタバレに関してはご容赦ください(._.)

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『僕のヒーローアカデミア』の世界観

 

全人類の80%の人が「個性」と呼ばれる特殊能力を使える世界のお話のようです。

kuuichi
8割というとほとんどが能力者だらけ・・・

想像してみただけで、取り締まるのが大変そうな世界です。

 

この世界では特殊能力のことを「個性」と呼ぶようなので少々ややこしい(^^;

 

個性を持たず生まれた主人公(デク)が、ヒーロー養成学校のようなところに通いヒーローを目指すという話なのかな?

 

最強のヒーローで平和の象徴とも言われるオールマイトの個性、ワン・フォー・オールを受け継いだデク。

個性なのに受け継げるんだと疑問に思いましたが、それだけ特別なものなのでしょう。

 

オールマイトの普段の姿はガリガリで、同一人物だと理解するには一瞬間が必要でした。

 

力の受け渡しというと、玄海師範が浦飯幽助に力を渡した場面を思い出しますね。

冨樫義博先生の幽遊白書の話です(^^;

 

彼が後継者に選ばれたのには深い理由があるのでしょうか?

映画をみただけではこの辺までは流石にわかりませんね(^^;

 

ワン・フォー・オールの秘密を知る者は、オールフォーワンという巨悪に狙われることになりどうやら危険らしい。

 

本作はオールマイトの回想から始まり、今回の事件が起こる巨大人工移動都市に舞台を移します。

 

映画の情報のみを元に、筆者が勝手に理解したつもりの内容を延々と述べていきます。

ヒロアカファンの方間違ってたらスミマセン(+_+)

 

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映画の舞台は海に浮かぶ巨大人工移動都『I・アイランド』(ここから映画のネタバレあり!)

 

ここで行われているI・エキスポ というイベントに招待されたオールマイト。

I・エキスポ・・・個性とヒーローアイテムの研究成果が展示された科学イベント

 

オールマイトの同伴として訪れたデクは、今作のヒロインになるメリッサと出会います。

メリッサは科学者の卵で、オールマイトの親友デヴィットの娘です。

 

デヴィットはオールマイトの元相棒でもあり、世界的科学者としてヒーローを支える権威ある人物。

今回オールマイトを招待したのはメリッサで、デヴィットはオールマイトの体調を知る数少ない人物のよう。

 

この親子がこの映画の鍵を握る重要な人物になります。

 

 

I・エキスポにはデクのクラスメイトも多数訪れていました。

 

デクのクラスメイトは全員「個性」持ちみたいですね。

kuuichi
ヒーローアカデミーに通ってるんだから当然と言えば当然か(^^;

氷や炎使い、雷使いなんかもいて、いかにも王道少年漫画っぽいなって感じました。

 

このように、映画が始まってから暫くは事件が起こらず、登場人物の説明も比較的丁寧にしてくれている作品ですね。

初見の私としては、理解が追い付く時間があって世界観に入っていきやすい作りでした。

 

ただ逆に、ヒロアカに詳しい人にとってはスピード感に乏しく序盤は退屈かもしれません。

あくまで私の主観ではありますが・・・

 

ヒーローを含むI・アイランドの人々全てが人質にされてしまう!

 

突然のハッキングにより、I・アイランドの警備システムが作動。

集まったヒーローを含む、全ての島の人がヴィランの人質になってしまいます。

 

この悪役、作品冒頭からちょくちょく姿をみせるのですが、目的不明のままI・アイランドを占拠してしまいます。

 

オールマイトは本気を出せば拘束をほどけそうでしたが、デヴィッドに静止されおとなしくしていることに・・・

 

kuuichi

システムが進歩するのはいいことなんですが、悪用されるとこういうときに恐いですね。

警備ロボットが凶器に変わってしまいます。

AIの進歩が著しい昨今、我々にとっても今後起こりえそうな状況で、考えさせられるものがありました。

 

少し話が逸れました(^^;

 

ヴィランに占拠されたI・アイランドでは、デヴィッドと助手がタワーの上階へと連れていかれてしまいます。

ヒーローたちも皆動けない中、動けるのはデクたちヒーローアカデミアの生徒とメリッサのみ。

 

オールマイト(彼らの先生でもあったんですね)からは逃げるよう指示されたデクたちですが・・・

 

「ここで逃げたらヒーローを目指すものとして違う」

「皆を助けたい」

 

と、行動を起こすことを決意します。

 

この辺りは正義感に溢れていて、まさに王道少年漫画だなって思いました。

少し擦れた37のオッサンからすると、少しくすぐったい表現が続きますが、少年向けの映画としては100点でしょう。

 

とはいえ、ヒーロー見習いのようなデクたちには真正面からヴィランと戦うのは無理なよう(+_+)

 

実に地味ではありますが、密かに非常階段を登って最上階にある警備システムの解除を目指します。

 

伏線はあったが、まさかの展開!?デヴィッドによる陰謀

 

最上階にある警備システムへ・・・

苦難を乗り越えながら進むデクたち

 

案の定ヴィランにみつかってしまい、幾度もバトルをするはめに(^^;

まあ、何も起こらないまま最上階まで着いてしまったら盛り上がらないですからね(笑)

 

デクとメリッサは仲間の助けを受けながら懸命に最上階を目指します。

主人公のデクは礼儀正しく心も清らかで、みていて気持ちが良かったです。

 

個性を生かした白熱バトルは、4DXの演出も手伝って臨場感抜群でした!

 

しかし、ここで驚愕の真実が・・・

 

なんと、ヴィランによるI・アイランド乗っ取りは、博士と助手が没収された発明品を取り戻す為の自作自演!

 

友であり最強のヒーロー、オールマイトを救おうとする気持ちが、デヴィッドを凶行へと駆り立てたのです。

事実を知ったメリッサのショックは図りしれません。

 

kuuichi

無個性でありながらヒーローを助ける第一人者である父に憧れていたメリッサ。

デヴィッドが事件に関わっていたという展開は、薄々振り返ってみると伏線もあったのですが、いざ確定すると私もショックでしたね(+_+)

メリッサのショックが痛いほど伝わりました(T_T)

 

しかし、事件にはさらなる裏がありました。

 

デヴィッドは偽物のつもりで依頼していたようですが、実際に事件を起こしたヴィラン役は本物!

研究を没収され名誉もお金も失ったデヴィッドの助手が、デヴィッドの知らないところで本物のヴィランと内通していたのでした。

 

私利私欲のためヴィランに魂を売った助手でしたが、約束を反故にされたうえ殺害されてしまいます。

 

悪に手を染めたデヴィッドを精神的に追い込むヴィランの親玉。

 

デヴィッドが研究していた特殊能力増強装置を量産させようとデヴィッドを連れ去ろうとします。

没収されていたこの装置は、オールマイトの失われかけている力を取り戻すために必要だったのです。

 

デクの足止めもあり、混乱に乗じて警備システムの解除に成功したメリッサ。

kuuichi

あまりに簡単に解除に成功するものだから、え?もう解除したのって心の中でツッコミを入れてしまいました(笑)

時間にして僅か15秒くらいだったように思います(^^;

メリッサは可愛いし、本当に優秀ということなのでしょう。

 

これにより人質もみな解放されます。

オールマイトをはじめとしたヒーローたちもみな解放!

 

反撃開始です!

 

ラストバトルは迫力満点!デクとオールマイトの共闘は激熱!!

 

オールマイトが解放されたときには、みているこっちも頼もしく思えました。

 

オールマイトのセリフに「もう大丈夫!私が来たのだから」というのがあるんですが、このセリフ心底頼もしいですし、とても気に入りました(^^)

 

飛び立つヘリを一瞬で落とし、デヴィッドを救出して一件落着。

 

と思ったのも束の間

 

特殊能力増強装置を被ったヴィランはいかにもヤバそうな姿に変貌。

最強のヒーロー、オールマイトまでもがピンチに追い込まれてしまいます。

 

どうやらこの事件の裏にはオール・フォー・ワンという巨悪も手引きしていた模様。

マッスルフォームでの活動限界を迎えたオールマイトは絶対絶命のピンチに・・・

 

ヒロアカを詳しく知らない私は、実は他に影のナンバーワンヒーローがいるのかななんて思っちゃいました。

この場面で颯爽と助けに来るのかななんて(^^;

 

実際そんなキャラはいないのかな!?

 

ここで助けに来たのはベタですが、デクとクラスメイトたち(^^;

あれ?他の解放されたヒーローたちは来てくれないのね・・・

 

生徒たちに叱咤されたオールマイトは、限界のはずなのに気合で力を振り絞ります。

 

聖闘士星矢のごとく、全て気合でなんとか押し切ってしまうような熱さ(^^;

論理的要素は皆無ですが、私はこういうの嫌いじゃありません(笑)

 

クラスメイトたちの援護を受けながら共闘するデクとオールマイトの姿は激熱!

4DXシートもここぞとばかりに激しい動きでバトルを盛り上げてくれます。

 

  • 拳を繰り出すときの振動
  • 攻撃を受けた際の衝撃
  • スピード感を演出する風の動き

 

バトルアニメだけあって4DXとも相性は抜群でした!

 

激戦の末ヴィランを打ち破ったデクたち。

 

メリッサにもらった、パワーを発揮しても手を傷めないガントレットは壊れてしまいました。

この辺りは原作やアニメとの兼ね合いもあるのでしょう。

力の制御が彼の課題なのかな?

ワン・フォー・オールの力をフルに使いこなせてしまったらデク君最強に近いものね(^^;

 

デヴィッドも無事助かり話は一見落着。

オールマイトとデヴィッドは、デクとメリッサに次世代の希望を見出すのでした。

 

「個性」が発揮される度に臨場感を生む4DX

4DXシート

炎を使った攻撃時は、シートが熱を持ち熱さを体感。

氷の攻撃時はミストが冷たさを演出してくれます。

 

爆破や打撃は振動や揺れにより表現。

 

僕のヒーローアカデミアという作品は、色々な能力持ちがいて4DXに最適の映画だと思いました。

 

特に印象に残ったのはデクのクラスメイトの炎と氷を両方使う子ですね。

 

炎と氷を一人で使えるフレイザードみたいなキャラで目立ってました。

 

ダイの大冒険に登場するキャラクター 。
若者は知らないかもね(+_+)

 

凍らせられた後に燃やされたらきついだろうなって何度も思いました(^^;

暑さも寒さも体感出来て、まさに4DXの申し子みたいなキャラでした(笑)

 

 

それからなんと言っても、オールマイトが熱くて最強でカッコイイですね。

 

ヒロアカ最初から読んでみようかな(^^)

 

『僕のヒーローアカデミア2人の英雄』感想!「4DX2D」版の魅力とおすすめポイント おわりに

 

1度ご覧になった方も始めての方も是非4DXでご覧になってみてください。

ヒロアカを読んだことがなくても十分楽しめる内容の映画だと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました(._.)

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ABOUTこの記事をかいた人

普段は会社員をしている40代男性です。 (病院勤務→自動車関係→映像制作会社) スニーカーの紹介やプロ野球(巨人)のこと、スタバ・映画のレビュー等を中心に発信しています。 レビューは実際に所有するもの、経験したことのみを記事にするようにしています。 趣味は野球観戦、甘いものを食べること、映画鑑賞、スニーカー集めなど