昨年の成績は能力から考えればあまりにも底に振り切れていた。
今年は大活躍とはいかないまでも、ある程度計算できる戦力になるのではないか(もちろん打撃で、走守は・・・)
今現在、私がオープン戦をみていて感じる中島裕之選手の印象です。
歯車さえかみあえば、2020年の彼はかなりの戦力になる!(気がする)
2019シーズン、中島裕之の成績はかなりのイレギュラーだった
巨人入団1年目の2019シーズン、中島裕之選手の成績はかなりの期待外れ。
晩年とはいえあのナカジが打率.148 長打率.278程度に終わろうとは・・・
はっきり言って私の予想をはるかに下回り過ぎる成績でした。
いくらなんでも普通にやっていれば考えられないような水準。
そういった数値のまま昨年の中島裕之のシーズンは終わってしまったように思うのです。
代打適正が低かったのか
はたまた環境に馴染めなかったのか
単純に調整ミスだったのか
もちろん急激に衰えたという可能性もなくはないですが、それにしても成績の下げ幅が例年と比べて異常だったのです。
理由は定かではありませんが、大きく歯車が狂っていなければありえないような成績。
・・・
つまり何が言いたいのかというと、
普通に調整が進みさえすれば、去年のような散々な成績になる可能性は逆に低いと言いたいわけです。
中島裕之には2割8分、本塁打10本を期待したい
この数字は何の根拠もなく言っているわけではないです。
現実的に達成可能な水準を求めているだけになります。
巨人入団前の3年間、オリックスでやっていた通りにこなせれば達成可能なのです。
今年37歳になる中島選手ですが、元々NPBでは頭1つ抜けた存在でした。
メジャーに渡る前の西武ライオンズ中島裕之は間違いなくスターだった。
そう、若かりし日の坂本勇人が憧れるくらいには・・・
西武時代の中島の登場曲はGReeeeNの「キセキ」
今では坂本勇人の代名詞のような楽曲です。
そんな彼が排水の陣で挑む今シーズン、期待できないわけはありません。
原辰徳監督にも力を示して恩返ししたいことでしょう。
くしくも阿部慎之助の引退は中島選手には追い風となるはず。
岡本和真はサードに固定され、ファースト阿部という奥の手ももう使えません。
陽岱鋼は外野守備のバックアップを考えるとファーストのファーストチョイスには推しにくいし、そもそも打撃にムラがあり過ぎます。
売り出し中のモタは外国人枠の兼ね合いがネックだし、若手でいきなりファーストのレギュラーを任せるような大器もいません。
大城は捕手でこそ魅力的な打撃力ですが、一塁手としてはかなり物足りません。
正捕手として安定してくれたら巨人は強いけど、一塁手でいてもアドバンテージにはならないと思うのです。
モタが支配下に上がってレギュラーを掴むというのも魅力的ですね。外国人枠をどうするのかは別として・・・
そういうわけで、かつてのスターナカジこと中島裕之選手には、
100試合前後に出場して2割8分本塁打10本、打点40。
打順は6番辺りで安定を期待したいと思います。
もちろんスタメン、スターターでも復活を希望します。
いずれも、出場機会に恵まれ、コンディションさえ整えば不可能な数字ではないでしょう。
多少の贔屓はあるにしても・・・
2009年侍ジャパンメンバーが大好きな筆者。
いつまでもノスタルジーに耽るわけにはいきませんが、もう少し彼らの躍動する姿をみていたいのです。
「五体満足ならまだ若い者には負けん」
ナカジには是非奮起してもらいたいものです。
怪我だけには気をつけて、ベテラン強打者らしいここ一番での活躍を!
開幕スタメン掴んだら今年はナカジのタオルを買って応援したいと思います!
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