乾燥しがちな冬に私たちを悩ませる静電気。
あなたはどのような対策を行っていますか。
この記事では、身近にあるリンスを静電気防止スプレーのかわりに使う方法をお伝えしたいと思います。
リンスには静電気防止スプレーの主成分、ポリエチレングリコールが含まれている
リンスには髪の感触を良くし、洗髪によって失われた油分を補う効果があります。
また、髪の表面に被膜を作り、髪外部の損傷や静電気の発生を抑えたりもします。
この帯電を防止し静電気の発生を抑えてくれる成分がポリエチレングリコールというものになります。
ポリエチレングリコールは静電気防止スプレーの主成分でもあります。
つまりリンスと静電気防止スプレーには同じ成分が含まれているということになるのです。
リンスを水で薄めて溶液を作る
市販のリンスを水に入れてよく薄めましょう。
消毒液のように使用することになるので、リンス1に対して水10以上の割合でOKです。
溶液ができたら使い方は簡単。
静電気防止スプレーのかわりに持ち歩き、静電気が発生しそうなところに触る前に吹きかけるだけです。
湿度を上げることも有効な対策になる
そもそも静電気の「バチッ」は、
①通電しにくい環境下で(乾燥した状態)
②蓄えられた電気が一気に流れる(電気を通しやすい物に近づいたとき)
ことによって発生する衝撃です。
従って、静電気を防ぐには湿度を上げることも有効な対策になります。
自身の意思で湿度調整が可能な場所であれば加湿器を使って乾燥対策をしましょう。
また、手に潤いを与えることも静電気の予防になります。
肌の乾燥を抑えるため保湿クリームを使うといいでしょう。
とにかく乾燥した状態が大敵なのです。
蓄えられた電気を逃がすことも有効
静電気は重ね着の際に生まれる衣類同士の摩擦などが原因で生まれます。
その電気が通電しやすいものに近づき一気に流れるとバチッとなるわけです。
ですので、蓄えられた電気を逃がすことも重要。
静電気が発生しやすい部位に触れる前に、手のひらを電気が流れづらい物質に近づけゆっくりと静電気を逃がすといいです。
具体的には、木材やコンクリートなどでできた物質がいいかと思います。
このようにして、ゆっくりと静電気を逃がしてからドアノブなどに触れるようにしてみましょう。
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