平成の終わりと共にアベンジャーズも終わる!?
前作「インフィニティ・ウォー」の衝撃から早一年、待ちに待った続編がついに公開となりました。
タイトルは、「アベンジャーズ/エンドゲーム」
前作に続いて『4DX3D』版で鑑賞を終えてみると・・・
なるほど
「エンドゲーム」とは上手く名付けたタイトルだなぁと納得するばかりです。
この記事では、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の感想を、極力核心に触れないようお伝えしていきたいと思います。
本来でしたらネタバレもふんだんに盛り込み、考察を交えてお伝えしたいところですが、
・製作に携わったすべての方へのリスペクト(製作者側がそれを望んでいない)
・あなたにも是非劇場で見届けて欲しい
こういった思いから、今回はネタバレなしで、この映画を楽しむポイントを中心にお届けしたいと思います。
この記事を開いてくれたそこのあなた!
役立つ情報もあるかと思いますので、何卒しばしお付き合いください(._.)
もくじ
前作アベンジャーズ・インフィニティ・ウォーのおさらい
前作「インフィニティ・ウォー」については、こちらの記事でツッコミも交えて考察しております。
⇒【アベンジャーズインフィニティ・ウォー】ネタバレと感想!サノスに負けた理由を考察!
ひとことで言えば、『インフィニティ・ストーンを揃えたサノスによって、人類の半数(ヒーローも初期メンバー+αを残して)がサラサラと消滅させられてしまった話』です。
サノスにはサノスの正義があり、見方によってはサノスが主人公ともとれる構成の衝撃作でした。
よろしければ併せてご覧ください(._.)
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アベンジャーズ/エンドゲームの放映時間はなんと190分(3時間10分)
放映時間はなんと190分!
3時間超にも及ぶ長丁場になります。
筆者は朝9時20分から鑑賞したのですが、映画館を出るころにはお昼をまわってました(^^;
従って、この作品をご覧になる場合は、前日からがぶ飲みするなどの暴飲暴食は控えた方がいいでしょう。
上映開始からノンストップで190分。
トイレに立つタイミングなんてまったくといっていいほどありません!
懐かしの場面あり、心震わされるヒューマンドラマあり、白熱のバトルありと、全く隙のないあっという間の190分間でした。
圧倒的な話の濃度!ドリンクやポップコーンは不要!?
この映画、これまでのマーベル作品の集大成だけあって、情報の濃度が半端じゃありません。
ハッキリ言って、ドリンクやポップコーンに気を取られている余裕なんてありませんでした(笑)
過去のマーベル作品すべてをみてきた筆者としては、まさに情報のシャワーを滝のように浴びているような感覚!
アベンジャーズを始めてご覧になる方でももちろん楽しめるとは思うのですが、せめて前作「インフィニティ・ウォー」はご覧になってから映画館に足を運ぶことを強くおすすめいたします。
エンドゲームをみる前にみておきたいマーベル作品は?
「マーベルの過去作全てを」と言いたいところですが・・・
強いてあげるなら
アイアンマン、キャプテンアメリカ、マイティ・ソーの3巨頭の過去作(キャプテンアメリカ・シビル・ウォーは特に必見!)
に加え、「アベンジャーズ」の1作目。
それから「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVOL2」
「ドクター・ストレンジ」に「アントマン&ワプス」
そして「キャプテン・マーベル」あたりをみておけば、だいたいの登場人物のバックグラウンドを抑えられるのではないかと思います。
⇒キャプテン・マーベル【4DX3D】感想!アベンジャーズ結成秘話の見所を紹介!
「エンドゲーム」をみ終わった感想としては、思っていたよりも「ドクター・ストレンジ」と「アントマン&ワプス」の情報は重要だったなと感じました。
それでもなお余力があるようなら、「スパイダーマン・ホームカミング」と「ブラックパンサー」をみておくと更に幅が広がることでしょう。
スターク(アイアンマン)とピーター(スパイダーマン)の関係性が間接的にかなり重要になってきます。
この2作は特に良作でもありますので、おすすめの作品として名前をあげておきたいと思います。
映画アベンジャーズ/エンドゲーム『4DX3D』感想!
キーマン上げるならアイアンマンとアントマン!
ネタバレになりますので詳しくは言及しませんが、今回のアベンジはアイアンマンとアントマン、彼ら2人がいなければ成り立たない内容でした。
アイアンマンは当然として、アントマンも大活躍します。
賛否両論あったお揃いのスーツでの出陣には深いわけがあったのです!
もちろん他にも、キャプテン・マーベル、ハルク、ブラック・ウィドウなど、メンバー1人1人が、持ち前の個性をいかんなく発揮してくれています。
キャプテン・アメリカはちゃんとキャプテンしてますし、ホーク・アイも冒頭からかなり目立ってるし、ソーも予想とは違った意味で大いに存在感を発揮しています(^^;
個人的には胸を締め付けらえるような展開となってしまうブラック・ウィドウとホークアイコンビの場面、それから、ソーと組むことになるロケットの奮闘が健気でとても印象に残りました。
また、キャプテン・マーベルが参戦する際の安心感と爽快感も見所の1つと言えるでしょう。
サノスに敗戦後、前を向いて進んでいる者と、立ち止まってしまっている者
家族の有無など、置かれた状況の違いがヒーロー1人1人の心理や行動に大きな違いを生んでいます。
現実から目を背けてしまう者、諦められず必死に活路を見出そうとする者。
両者の対比も本作の注目ポイントだと言えるでしょう。
心理反応や行動反応が意外な方向に出ているキャラもいて、個人的にはとても興味深い部分でした。
これだけ多くの魅力あるヒーローが登場する本作。
あなた好みのヒーロー(推しメン)をみつけて楽しむのもアリだと思います!
随所に泣かせる場面あり!
これもネタバレになるので深く言及はできないのですが、本作では随所に感動する場面が散りばめられています。
ここでまさかあのキャラが!って思わず声が出そうになったり、感情移入してノスタルジーに浸る場面もチラホラ・・・
マーベル作品に詳しい方は、懐かしさのあまりほろっとしてしまうこと間違いなしです!
クスっとしてしまう言い回しや、笑える要素もあったりします!
基本的にシリアスな本作ですが、(サノスへのアベンジを描くのだから当たり前か(^^;)随所に笑いの要素を織り込むことも忘れてはいません。
意外なあのキャラが笑いを提供してくれたり(笑)
知的な中にお茶目な要素も詰まった、トニー・スターク節は今回も健在です。
意外な展開のオンパレード!きっとあなたも驚くはず
こんな作品でした。
ネタバレ抜きで伝えるって、思っていたよりもずーっと難しいんだな(+_+)
上映開始からしばらく経ったら自分なりの考察記事を別にしっかり書こうと思います(._.)
どうなってしまうんだろうという緊張感!話の整合性を考えると疑問が残る場面も・・・
完全にネタバレになるので書けませんが、この手の話となると整合性が怪しくなるといった展開に進んでいきます(^^;
もう1回みればクリアになるのかもしれないけれど、ちょっとこれはどうなのってモヤモヤする場面も多いんですよね(-_-;)
事前の情報量が多すぎたためにアダとなった部分もあるように思います(^^;
取り戻したものと失ったもの
サノスの指パッチンにより失った仲間(人類)を取り戻すための戦いに身を投じていくアベンジャーズ。
彼らが取り戻したものと、新たに失ったものとは?
この辺りを頭で整理しながらみると、物語がより深く楽しめるのではないかと思います。
筆者としては、完璧なハッピーエンドとはいかないところが、実にマーベル作品らしいなといった感想でした(._.)
アベンジャーズ/エンドゲーム 総評 70点!
素晴らしいと言えば素晴らしかったのですが、
- 展開がやや斜め上に進んだこと
- 事前の期待値が振り切れて高すぎた
こういった理由で、評価はやや辛口の70点とさせていただきました。
前作インフィニティ・ウォーほどの衝撃はなかったことを考えると、この辺りの点数が妥当になるかな(^^;
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの3人が並び立ち、サノスに挑むところは鳥肌が立つくらいカッコよかったです。
キャプテンマーベルの規格外な戦闘描写も見せ場の1つでした。
ただ、バトル描写だけに目を向ければ、インフィニティ・ウォーの方が数段見せ場は多かったようにも思うし、これだけ大勢の役者を際立たせるのは難しいんだなとみていて思ってしまいました。
ストレンジの言っていた何億分の1という勝ち筋も壮大で、同時に残酷な未来を見たんだなあと妙に納得してしまいました。
個人的にはサノスが気の毒に感じる場面も多く、ご都合主義的な描写も多かったのが気になるところでした。
とんでもない技術のはずなのに割とあっさり上手くいっちゃうところも・・・でした(^^;
日本が誇るハリウッドスター、真田広之さんが出演していたのは嬉しかったですね。
最後にひとことだけ・・・
映画アベンジャーズ/エンドゲームの鑑賞は『4DX3D』がおすすめ!
大迫力の戦闘シーンをはじめ、地形が生み出す臨場感、目まぐるしく変わる視界など『4DX3D』版ならではの魅力をたっぷりと堪能することができる作品です。
ゴールデンウイークは平成最後の超大作を4DXで!
あなたも是非『4DX3D』版で「アベンジャーズエンドゲーム」をご覧になってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました(._.)
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