先日に引き続き、映画『ランペイジ 巨獣大乱闘』について綴りたいと思います。
この記事では、映画の感想と評価を中心に好き勝手に書こうと思います(笑)
では、早速いってみましょう(^^)/
あらすじとネタバレはこちらからどうぞ!
⇒【ランペイジ巨獣大乱闘】映画のあらすじをネタバレ!白いゴリラ&ドウェイン・ジョンソンが大暴れ!
『ランペイジ 巨獣大乱闘』映画の感想!
事前情報抜きで楽しめる映画です!
僕はこの映画の存在を他の映画を観たときの予告で知りました。
『巨獣大乱闘』ってサブタイがカオスっぽい( ゚Д゚)
この程度の認識で何も考えず観に行きました(笑)
いい意味で頭空っぽにして楽しめる作品でしたよ(^^)/
大乱闘なのに3匹?
最初大乱闘ってくらいなので、巨獣がもっとわんさか出てくるものと思ってました。
もっとなんていうか、こうカオスを予想してたんですよ。
みたいな感じかと(^^;
元ネタを知ってればそんなこと思わないんだろうけど、3匹だけというのには少し拍子抜けしました。
地上に落ちた研究サンプルもっとあったような気がするんだけど(笑)
ドウェイン・ジョンソン好きなら迷わず観ましょう!
「ロック様」ことドウェイン・ジョンソンが演じるのは、特殊部隊に所属した経歴を持つ霊長類学者です。
ゴリラと手話でコミュニケーションもとれちゃいます!
???
何だこの役?
そんな無茶苦茶な経歴な人いるわけないだろって設定ですよね(笑)
でもねこの役
「ロック様」が演じると謎の説得力が生まれるから不思議です。
なんて思えてくるほどしっくりくるんです!
神経がマヒしてくる感覚ですね(笑)
最後なんて巨獣3体に混じって1人生身で戦ってますから(^^;
あんたが、いちばん化物ですよ!
「ロック様」がはまり役過ぎるのでファンは見逃し厳禁です。
テンポがいい!
軍人が出てくるシーンで若干ダレますが、全体として凄くテンポがいい映画です。
上映時間も107分ですので、集中するには丁度いいと思います。
気が付くと後半の街中での大乱闘になっているはずです(笑)
巨大化&狂暴化した巨獣たちの迫力と恐さが見所!
様々な生物の遺伝情報を掛け合わせ、信じられない程進化した巨獣たち。
冒頭から研究所が巨大化したマウスに壊滅させられています。
いきなり恐い映像でビビりました(+_+)
狼(ラルフ)を狩りに行った民間軍事会社が惨殺されるシーンは迫力が半端じゃなかったです。
出血するし、人も食われますし、一瞬ですが肉片も映ります。
ラルフがジャンプしてヘリの操縦者に噛みつくシーンは絶望感が凄かった。
軍事会社のリーダーが、ラルフに背後を取られるシーンは背筋が凍りました( ゚Д゚)
俊敏なうえに、再生能力まで備わり、鉄より硬いボディーなんて・・・
そして何よりデカくて狂暴ときている。
その後攻撃を仕掛けた軍隊も一瞬で蹂躙されてしまいます。
誤った方向に進んだ研究の恐ろしさが、画面から伝わりました。
後半の街中の戦闘シーンで、必要以上に人が犠牲になることはないので安心してください。
ビルを破壊し、車を潰して、ヘリを落としてと大暴れします。
1人だけ綺麗に丸のみされる悪役はいますが・・・
街中で3匹が暴れまわるシーンは、迫力満点で圧巻です。
デイビスとジョージの絆に感動!
ゴリラのジョージが丁寧に描かれていて感情移入してしまいます。
知的で優しいジョージが、狂暴化していく様は観ていて悲しかったです。
他の2匹が無機質に描かれていたため、余計にジョージの心理描写が際立っていました。
後半、ジョージが正気を取り戻して残りの2匹と戦います。
デイビス(ロック様)と組んで戦うんですが、ジョージがデイビスをかばい、デイビスがジョージをかばいます。
最大の敵である巨大ワニのリジーは兎に角デカくてヤバイです。
体長68.5メートルで体重150トンもあります!
もう完全に大怪獣です。
ジョージが体長12.1メートルで体重9.6トンなので、ジョージが小さくみえます。
そんな規格外の敵に挑む人間とゴリラの共闘は熱い!
デイビスとジョージとの絆はこの映画の最大の見所の1つだと思います。
あれこれ考察するのは野暮(笑)
この映画、ストーリーから設定まで突っ込みどころ満載です。
ご都合主義や、なんでやねん!ってことが出るわ出るわ(笑)
でもね、そこを指摘するジャンルの映画でもないと思うんですよ。
というか、真面目に考えたら負けだと思います。
深く考えず、ベタなパニックアクションだと思って楽しむのが正解です。
そうは言ってもチョットだけ考察(突っ込み)!
一応突っ込みどころを羅列しておきます(笑)
お粗末すぎる軍隊
指揮系統から何からあまりにも無力でした。
生身の人間とゴリラがいなかったら、地球滅亡するような勢いでした(-_-;)
生身の人間(ロック様)が異常なだけだけど(笑)
シカゴの街を空爆しようとしてましたが、空爆したところで解決したのかは謎のままです。
エナジン社のビルを登っていく巨獣たち
ゴリラと狼はまあわかります。
巨大ワニがビルを登るのは無理があるでしょう流石に(笑)
ビルにかじりつく3匹が妙にシュールでした(^^;
ジョージの手に乗り救助される人の描写
エンドロールに入る寸前ですが、高い所から降りられない人がジョージの手に乗り救助されていました。
個人的に、これは完全な蛇足だと思いました。
さっきまで大暴れしていた巨大なゴリラが手を出して来たらあなたはその手に乗りますか?
ちょっと無理があるんじゃないかと思いました。
エナジン社の経営者ワイデン姉弟
この映画の悪役姉妹ですが、終始疑問の残る行動の連続でした(笑)
非人道的だから宇宙でコソコソと実験!
いやいや、どこでやろうがバレますよね(笑)
民間軍事会社に尻拭いを丸投げ!
この会社、社内コンプライアンスはどうなってるんでしょうか?
結局通報するんですが、実験のヤバさからして最初から民間軍事会社でなんとかなる案件じゃないでしょう(^^;
マリン・アッカーマン演じる姉(クレア・ワイデン)
- 全ての責任をケイト・コールドウェル博士に着せようとする無理ゲー(笑)
- 躊躇なく銃をぶっ放すくずキャラ
- 3匹を自社ビルに呼び寄せるという自殺行為
呼び寄せても、鎮静剤をどうやって投与するつもりだったのかさっぱりわかりませんでした。
この姉妹が鎮静剤を投与できる絵が浮かばない(笑)
200歩譲って鎮静剤を打てたところで、あんなデカい奴ら扱えるわけないと思うんだけど・・・
「生物兵器で金儲け」という割とありきたりなキャラだけど、如何せん上手くいくイメージが皆無です。
したがってリアリティーがありませんでした。
最後はジョージの餌になってスカッとしました。
ジェイク・レイシー演じる弟(ブレット・ワイデン)
無能な印象だけが残りました(笑)
『ランペイジ 巨獣大乱闘』評価!
ゴジラやジュラシックパークが好きな筆者にとっては、満足のいく映画でした。
自分、デカい生き物が出てくる映画の評価は緩めになるんですよね(^^;
劇場映えする派手なパニックアクションなので、観て損することはないように思います。
話の上げ足を取らす、ドウェイン・ジョンソンのアクションと、巨獣の暴れっぷりを楽しむ映画だと思います。
⇒ブログを書き続けていたら映画鑑賞レビューの依頼をいただけた話
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