セ・リーグの戦力図を塗り替えかねない大きな決定だったと思います。
丸佳浩選手の巨人への入団が正式に決まりました!
正直私、未だに実感が湧かないのですが、どうやら間違いではないようです(^^;
走攻守揃って、高い水準が期待できる丸選手。
彼の加入により、巨人の打線は一気に厚みを増すことでしょう。
怪我にも強く年間フル出場にも耐えられる年齢。
近年最高の補強といっても過言ではないでしょう。
理想の補強が実り喜ばしいことではあるのですが、1つ気がかりなことがあります。
それは・・・
今シーズン主にセンターを守った、陽岱鋼と重信慎之介についてです。
もくじ
陽岱鋼と重信慎之介は、丸佳浩の入団で出場機会が激減?
丸選手の過去の出場歴を確認したところ、ここ数年はほぼ1人でカープのセンターを担っていたことがわかります。
まだまだ働き盛りの年齢。(来季で30歳)
来シーズン、極度の不振や怪我でもない限り、センターのポジションは丸選手が1年間守り通すことでしょう。
丸選手は守備に関しても非常に優秀。
ゴールデングラブ賞を獲得するほどですので、守備固めの必要すらない(^^;
そうなると、如何に陽岱鋼と重信慎之介が好調であっても、センターで起用されることはありません。
やっぱり陽岱鋼と重信慎之介は試合に出場できない?
私はそうは思いません。
2人ともそれなりの出場機会には恵まれると思うのです。
2人より出場機会が危ぶまれるのは、むしろゲレーロ選手の方でしょう。
新聞ではレフトのファーストチョイスはゲレーロであるかのような報道でしたが、おそらくそれはないと思います。
外国人野手は既に、大リーグのパドレスからクリスチャン・ビヤヌエバを獲得済。
オープン戦で余程の問題でも見つからない限り、ビヤヌエバ選手は開幕1軍確定でしょう。
この他、カミネロに代わる守護神候補もこれから入団するでしょうし、ローテ投手候補のメルセデスやヤングマンも健在なのです。
そして、来年の開幕には投手リーダーの1人マシソンだって間に合わせてくることでしょう。
外国籍選手の1軍登録枠はたったの4つです。
後ろを任せる投手で2枠。
先発を1枠と考えても、ゲレーロを登録する枠なんてどう考えてもないのです。
従って来シーズンのゲレーロは、好不調に関係なく2軍待機が基本になると思います。
そう、1年目に芳しい結果を残せなかったかつてのクルーズやギャレットのように・・・
試合に出場できないのは、陽岱鋼や重信慎之介より序列が下の若手
長野久義、亀井善行両選手は、何だかんだで健在です。
調整ミスでもしない限り、来期も1軍の戦力として活躍してくれるはず。(ベンチスタートは増えると予想)
そうなると、必然的に丸佳浩入団のあおりを受けるのは、それ以下の1軍経験の浅い選手たちということになります。
和田恋選手は打撃が期待されてはいますが、守備面がかなり心もとないのが気がかりです。
まずは石川慎吾選手辺りに競り勝たないと、1軍で出場することすら難しいのではないでしょうか。
その石川慎吾にしても、長野や亀井に競り勝たないと1軍ベンチに残れないかもしれないのです。
立岡宗一郎選手など他の外野手も、来季はより厳しい立場に立たされると思います。
今に思えば橋本到選手をトレードで出したのも、使いどころに困るだろうという予測がたっていたのかもしれません。
中堅といえる年齢で、レギュラーでもないわけですから、最も扱いに困るというわけです。
巨人|丸佳浩の入団で陽岱鋼&重信慎之介はどうなる?出場機会は? おわりに
衰えがみられるとはいえ、2桁ホーマーが放て、守備にも優れた陽岱鋼。
左が打てないという弱点はあるものの、確実に1軍レベルの選手にまで成長した重信慎之介。
1軍枠を狙う若手選手は、オープン戦で余程のインパクトでも残さない限り、彼らを引きずり降ろすことは難しいように思います。
結論として、フル出場が難しい長野や亀井の代役として、2人は依然欠かせない戦力なのです。
センターでの出場は叶わなくても、ライトとレフトである程度の出番はまわってくるのではないかと思います。
陽岱鋼の華麗なセンターが好きだった。
そんな私としては少し複雑ではあるのですが(-_-;)
陽岱鋼は ソ フ ト バ ン ク へ 行 け !!!!!!