あなたはアフォーダンス(シグニファイア)理論をご存知ですか?
もちろん、アホがダンスする理論ではないですよ(笑)
アメリカの知覚心理学者ジェームズ・ギブソンが生み出した造語で、生態心理学の規定概念の1つになります。
この考え方、判断に迷ってなかなか行動に移せない人に是非知ってもらいたいです。
小難しい理論ではないので、この記事を読んで実行すればあなたは変われるはずです!
この記事を読み終わる頃には、あなたの行動力は3倍速になっていることでしょう(^^)
もくじ
アフォーダンス(シグ二ファイア)理論とは?
わかりやすく1言で言うと、「ある環境下において取る行動が規定されている状態」のことを言います。
これだとまだわかりづらいかもですね(^^;
要は、環境と行動を結び付けて、なおかつ行動パターンを制約してしまおうということです。
我々が迷って行動できないのは選択肢が多すぎるからなのです。
たとえば、あなたの目の前に椅子があったら座りますよね?
旅行に行って温泉を前にしたら入りますよね?
このように、あなたの次に取る行動がなんとなくわかる状態がアフォーダンスです。
アフォーダンスを上手く利用しよう!
このアフォーダンスを上手く利用すれば、迷うことなく次の行動に移しやすい環境を作り出すことが可能です!
何をするにも判断に迷って、余計な時間を浪費していた僕には効果てきめんでした。
具体的にはどのようにするのかというと、まず、場所と行動を紐づけすることから始めます。
例えば、
- 机に向かっているときは勉強する Or ブログを書く。
- ベットは寝るとき以外は近づかない。
- ソファーに腰かけているときは瞑想する。
- 窓辺のリクライニングチェアでは読書をする。
こんな感じです。
こうすることによって、余計なことを考える時間を排除することができます。
自分の生活を振り返ってみると、行動と行動の間で迷う時間がばかにならないことに気が付きました。
無駄をなくすために効果的な方法はないかと調べているうちにたどり着いたのがこの方法です。
場所と行動の紐づけが済んだら次にやることがあります。
その場所から他のことをしてしまう可能性を排除していきましょう。
僕の場合だと、机の上にあっていいのはパソコンだけになります。
ベッドの周辺に配置していた低いテーブルも排除しました。
ソファーの周りには何もありません。
窓辺のリクライニングチェアには読むと決めた本を1冊だけ置いておきます。
するとどうでしょう?
椅子があったら座るのと同じように、即座に次の行動に移れるようになります。
これがアフォーダンスのデザインです。
場所と行動を結び付けた後で、その場所に必要のないものを排除するのがポイントです。
こうしないと、ついつい他のものに手を出してしまいますので(^^;
人はやることが定まると集中力が高まり生産性もアップします。
判断力を上げるにはある程度の制約は必要ということなのかもしれませんね(^^;
あんまり自由過ぎると、逆に選べないという・・・
自由の海に溺れるとでも言いましょうか(+_+)
アフォーダンスをデザインすることで部屋も片付きます!
アフォーダンスを利用して取り掛かりを速めるには散らかっていてはいけません!
気が散るものを排除することによって、迷う時間を減らすことが目的だからです。
したがって必然的に部屋が片付くことになります。
私はミニマリストではないので、極限まで物を減らそうと思っているわけではありません。
自分にとって今必要なもののみを残して、他は処分したまでです。
あなたも部屋の中を見渡してみてください。
必要ないものが意外と沢山あったりしませんか?
面倒で手付かずだったそれらを、思い切って整理してみてください。
思っているよりもずっと気持ちがいいし、頭もクリアになりますよ(^^)
【アフォーダンス理論入門】シグニファイアでやる気を引き出す環境デザイン術 おわりに
ここまでアフォーダンス理論について紹介してきました。
この理論何も難しいことはないと思います。
①まず場所と行動を紐づけましょう。
②次にその場所から他のことをしてしまう可能性を排除していきましょう。
これだけです。
たったこれだけで、やるべきことが明確になり、直ぐに行動が移せるように変われるはずです。
余計なものを処分する際には負荷がかかるかもしれませんがそこだけは頑張って乗り越えてください。
そこを乗り越えれば、快適な生活があなたを待っています(^^)/
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