最近、普段の数倍TVを観ています。
巨人戦の中継に加え、W杯が開催しているためです。
TVを観る機会が増えると、どうしても目にする機会が増えるのがCM。
素敵なCMも稀にありますが、改めてよく観ていると、不快なものの方が多いように感じました。
その中でも、特に不快率が高いのは唐突に歌い始めるCMです。
なぜ歌うCMは視聴者を不快な思いにするのでしょうか?
そして度重なる批判や炎上を受けながら、この手のCMが無くならないのは何故なのでしょうか?
この記事では、以上2点の疑問に対して理由を考察してみました。
もくじ
歌うCMは全てが不快でウザイのか?
これは僕の感覚なのですが、一括りに歌うCMが全て不快でウザイというわけではないように思います。
同じ歌うCMでも不快に感じるものとそうでないものがあると思うのです。
では、その違いは何なのでしょうか?
不快に思ったCMとそうでもないCMを分別してみると・・・
僕の中で幾つかの法則がみえてきました。
⇒10円ピンポンの危険なからくりとは?LINEの戦略と欅坂46CM起用の意図!
1.音痴な歌うCMは不快でウザイ!
カローラスポーツのCMは今後非難を浴びるかも?
基本的に歌声が音痴なCMは不快に感じることでしょう。
音程が外れていたり、声質に違和感がある場合です。
いくら好感度が高いタレントがやっても、この手のCMは批判を集めやすいように思います。
繰り返しCMが流されるとリフレインして嫌気が増していきます。
ここ数日気になるところだと、決して音痴なわけではないけど、菅田将暉さんと中島あやみさんの出演するカローラスポーツのCMは何やら焦げ臭い気がします。
最後にあえて音程を外しているところがひっかかります。
そんなに多くはないけど、冒頭からアカペラで入るCMとかやられるともう最悪です。
2.滑ってる替え歌のCMも不快でウザく感じやすい!
感心するほど上手い替え歌もたまに耳にはしますが、替え歌も炎上しやすいように思います。
数年前のジャミロクワイが歌うカップヌードルの替え歌CMはカッコよくて感動しました!
あのジャミロクワイが日本語で自身の楽曲を替え歌するというレアケースではありましたが(^^;
このような希少な例もないことはないですが、数は少ないですね(^^;
このパターンは、旬のタレントが唐突に歌いだすパターンが多いかな(^^;
オリジナル曲を歌うアーティストが、世間一般にリスペクトされていると、炎上度合いはかなり高いように思います。
3.何度も同じフレーズを繰り返し歌うCMは不快でウザイ!
理由は単純ですね。
くどいからです!
ただリフレイン効果も働き、非常に耳に残りやすいので、上手く商品名を連呼できればCMとしての効果は絶大だと思います。
4.歌とダンスの合わせ技が不快でウザイ!
例に出して申し訳ないですが、土屋太鳳さんが出演していたダイハツの軽自動車のCMはなんとなく不快に感じました。
おそらく理由は、替え歌×オーバーなダンスと表情のコラボにあると思います。
このように、歌×謎ダンスの組み合わせも批判されやすいのではないかと思います。
5.好感度が低いタレントが歌うCMは不快でウザイ!
好き嫌いは千差万別なので、誰でも嫌いなタレントはいると思います。
嫌いなタレントが歌うCMは問答無用で不快に感じてしまうかもしれません。
代々同じCMソングなのに歌い手が変わったら不快になるCMもこのパターンに入るのかな(^^;
もっとも、好感度が低いと何やっても批判は出るので、歌う以前の問題かもしれません(^^;
少し理不尽ではありますが・・・
ここまで考えてきて、1つの確信を得ました。
6.本人以外が歌う場合に不快でウザイCMが多い!
これは思うのですが、上手い下手に関わらず、オリジナルのアーティストの歌声が流れるCMを不快に感じることは少ないように思います。
多少歌声がアレでも、本人が歌っていて不快なCMってあまりなかったような気がします。
これは仮説ですが、上手い下手に関わらず、本人が歌うCMなら圧倒的に不快ととられにくいのではないでしょうか?
僕の場合でアレですが、宇多田ヒカルさんの出演しているCMは、いつもご本人の歌が流れていますが不快に感じたことはありません。
CMに使われやすいドリカムやミスチルの楽曲にも同じことが言えるんじゃないかな。
最近不快と話題の高畑充希さんの紅はまさにこのケースが当てはまり非難されているように思います。
僕は高畑充希さんは特に好きでも嫌いでもありません。
ただこのCMはいい印象を受けませんでした。
控えめに言ってちょっと不快に感じたかな(-.-;)
ではそう感じた要因は何なのか?
歌声がうるさいとか、歌っているときの顔がキツイとか色々理由が挙げられてますが、1番の要因はXジャパンの曲ということでしょう!
紅が激しいアップテンポの曲というところも見逃せませんが、僕的にはXの曲をドヤ顔で歌っているあの様が不快なのです。
おまけにアプリ?の犬まで同じような不快な顔をしているのだから火に油を注いでます。
加えて曲が流れている時間もかなり長めです。
何を訴えかけたいCMなのか?
訴えかける内容と宣伝すべき商品とにまるで関係がありません。
正直勢いだけで何を伝える意図で作られたのかさっぱりわかりません。
歌うまいから歌わせとけと言う意図なのか、本人が上手いからアピールしたいのか何なのか?
そんなものが頻回に流されたわけです。
クレームが出るのもうなずけます。
このCMは、インパクト重視に走り過ぎた結果炎上するに至ったのだと思います。
このように、認知度が高い楽曲を旬のタレントに歌わせるCMは炎上の危険性をはらんでいます。
旬のタレントということは人気もあるけど、同じくらいアンチがいる割合も高いのです。
こういうCMはアンチにとって絶好の叩くチャンスにもなるんだと思います。
直ぐに思い浮かぶところだと、若手の女の子(すいません誰だか存じません)が歌ってたアカペラのスピッツなんかは流れるたびにうーんってなりました。
では、なぜ多くの批判を浴びた前例があるにも関わらずこの手のCMは量産され続けるのでしょうか?
歌うCMが嫌われ炎上しても無くならない理由を考察!
1.事務所と広告代理店の事情
一番はこれでしょうね。
炎上しようがしまいが、これから先も同じ型にハマったCMは作られ続けることでしょう。
脈々と続く芸能事務所と広告代理店の関係を考えれば、この形は理にかなっているのでしょう。
例えこけたり炎上しても、マーケティング理論に基づいたキャッチーなCMづくりをしたという双方に逃げ道があるように思います。
責任逃れもできるし、言うなれば無難なのでしょう。
2.稀にヒットCMが生まれる!
僕の中でですが、高橋一生さんがミスチルを口ずさむCMは好きでした。(最もすぐにミスチルの歌声に切り替わりますが(^^;)
このように、稀に視聴者の心を掴むCMが生まれる場合もあるのです。
制作する側もプロなので、CMを作った段階で視聴者の反応はある程度予測できているようにも思います。
つまり、ある程度わかったうえでCMを世に出しているのではないでしょうか?
前述したように責任の所在はうやむやで、当たれば大きいのですからやらない理由はありません。
言うなればローリスクハイリターンなのが歌うCMなのでしょう。
歌うCMは不快でウザイ?嫌われて炎上しても無くならない理由を考察!おわりに
僕個人としては、実は歌うCM以上に不快に思うジャンルがあったりします。
機会があればそちらのジャンルについても考察してみたいと思っています。
僕が最も不快に感じるCMのジャンルが気になる方はTwitterでも構いませんので連絡ください。
お答えしますよ(^^)
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